by Bolly Holly Baba

Windows 10は、2015年7月に一般向けにリリースされてから記事作成時点で6年近くが経過しており、リリース当初は搭載されていなかった便利な機能も続々と追加されています。そこで、アメリカのニュースサイト・ZDNetのテクノロジーライターであるエド・ボット氏が、リリースノートをよく呼んでいないと見落としてしまいがちなWindows 10の便利な機能を5つ選んで解説しました。

Five Windows 10 features you really should be using | ZDNet

https://www.zdnet.com/article/five-windows-10-features-you-really-should-be-using/

◆1:切り取り&スケッチ

画面上の任意の場所を選択して切り抜くことができる「切り取り&スケッチ」は、廃止が決定したSnipping Toolの代わりとなるキャプチャ機能です。「Win+Shift+S」のショートカットで使うことが可能で、キャプチャした後はマーカーなどで編集することもできます。



◆2:クリップボードの履歴

「Win+V」で呼び出せる「クリップボードの履歴」機能を使うと、コピーや切り取りでクリップボードに送ったテキストや画像データを最大で25個までさかのぼってペーストすることが可能です。また、データをピン留めして消えないようにしたり、不要な履歴を削除したりすることもできます。



◆3:Battery report

バッテリーを搭載したノートPCなどでWindows 10を使っている時に便利なのが、バッテリーの使用履歴が分かる「Battery report」です。使うには、スタートメニューにある「コマンドプロンプト」を右クリックしてから「管理者として実行」を選択し……



「cd %userprofile%\Documents」と入力してエンターキーを押してから、「powercfg /batteryreport」と入力して再度エンターキーを押します。



「ドキュメント」のフォルダーに「battery-report.html」というファイルが生成されているので、ダブルクリックで開きます。



すると、バッテリーの使用に関する詳細なレポートを見ることができます。



◆4:5GBまで無料で使えるクラウドストレージサービス「OneDrive」

Microsoft アカウントを持っているユーザーは、1アカウント当たり5GBまで無料で「OneDrive」が利用可能です。OneDriveを使うためのアプリもWindows 10にプリインストールされているので、手軽にクラウドストレージを使うことができます。



◆5:タッチパッドジェスチャ

タッチパッドを搭載したノートPCなら、「タッチパッドを2本指でタップすると右クリック」「3本指で下から上にスワイプすると開いているウィンドウを一覧表示」といったタッチパッドジェスチャを使うことができます。