DFBポカール決勝、ライプツィヒvsドルトムントが13日に行われ、1-4でドルトムントが快勝し、4季ぶり5度目の優勝を飾っている。

準決勝でブレーメンを下したライプツィヒと、2部のキールを下したドルトムントの決勝。

ライプツィヒは[3-5-2]で臨み、2トップはファン・ヒチャンとセルロートが形成した。

一方のドルトムントは負傷明けのハーランドが先発。[4-3-3]で臨み、3トップは右からサンチョ、ハーランド、ロイスと並べた。

試合は開始5分に動く。ロイスがボールを奪った流れからショートカウンターに転じ、ハーランド、ダフードと繫いで最後はボックス左のサンチョがゴール右へコントロールシュートを決めきった。

先制したドルトムントが主導権を握る中、28分にリードを広げる。ハーランドがウパメカノとの競り合いを制してボックス内に進入。ウパメカノを弾き飛ばして最後はコントロールシュートを流し込んだ。

ハーランドの圧巻のゴールで加点したドルトムントが引き続きペースを掴む中、ライプツィヒは39分にようやくボックス右からセルロートがゴールの可能性を感じさせる際どいシュートを浴びせたが、前半終了間際に3失点目。

カウンターに転じた流れからロイスが抜け出し、最後はサンチョが決めた。ゴール直後はロイスのポジションがオフサイドと判定されたものの、VARの末にオンサイドと判定され、ドルトムントに3点目が生まれて前半を終えた。

迎えた後半、セルロートとファン・ヒチャンに代えてY・ポウルセンとエンクンクを投入したライプツィヒは開始20秒、エンクンクがバー直撃のシュートを浴びせる。

しかし、ライプツィヒの攻勢をドルトムントが集中した守備で対応していくと、66分にはT・アザールが4点目に迫った。

71分、ダニ・オルモのミドルシュートで1点を返されたドルトムントだったが、終盤にかけては危なげなく時間を消化。

88分にハーランドがこの試合2点目を決めて4-1としたドルトムントが4シーズンぶり5度目のDFBポカール優勝を飾っている。