欠場したCLバルサ戦のPKシーンに反応、ツイートはすでに削除も英メディアが問題視

 パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールが、ツイッターで審判に関する問題発言をした可能性が浮上。

 英紙「ザ・サン」は、2019年に続き、ネイマールには再びUEFA(欧州サッカー連盟)から2試合の出場停止処分を科される可能性があると伝えている。

 PSGは現地時間16日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第1戦でバルセロナとのアウェーゲームに臨んだ。ネイマール、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが相次いで負傷離脱するなか、若きエースのフランス代表FWキリアン・ムバッペがハットトリックを達成する活躍を見せ、PSGが4-1の大勝を収めている。

 そんななかで注目されているのが、ネイマールのツイッターでの発言だ。前半27分、バルサのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングがフランス代表DFレイバン・クルザワに倒されて獲得したPKについて、ネイマールは「あのペナルティーは冗談だろ」と、泣き笑いの絵文字付きでツイートした。すでに削除されているものの、このツイートは瞬く間に拡散されてしまい、同記事は「審判侮辱行為で最大2試合の出場停止処分を受ける可能性がある」とコメントしている。

 ネイマールといえば、約2年前にも審判への侮辱行為で出場停止処分を科されている。2019年3月6日に行われたCL決勝トーナメント1回戦、マンチェスター・ユナイテッドとの第2戦で、この時も同選手は負傷により欠場していたものの、PK判定を不服としたSNS投稿が審判侮辱にあたると問題視され、最終的に2試合の出場停止処分となっていた。

 昨季はバイエルン・ミュンヘンに決勝で0-1と敗れ、あと一歩のところで悲願の欧州制覇を逃したPSG。リベンジを期す今季だが、果たしてネイマールは負傷明けにCLのピッチに立つことはできるだろうか。(Football ZONE web編集部)