6日、男子テニス国別対抗戦「ATPカップ」の大会5日目。グループDの日本対アルゼンチンの第1試合シングルスで、世界57位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が世界44位ギド・ペラ(アルゼンチン)と対戦。西岡が第1セットを3-6で落とした。

両者の過去の対戦成績は西岡の0勝1敗。日本とアルゼンチンはどちらもグループリーグ敗退となっているが、来週からの「全豪オープン」に向けて良い流れを作れるのか、注目される。


第1セットはペラのサービスゲームから始まった。お互いにサービスゲームをキープして迎えた第3ゲーム。積極的に攻めていく西岡が30-40とチャンスを迎えると、落ち着いてブレークに成功する。


ブレーク直後の第4ゲームでミスを多発して2本のブレークポイントを握られた西岡。しかし長いラリーからバックハンドのダウン・ザ・ラインを決めるなどしてしのぐ。デュースでもペラに粘られたがなんとかキープし、リードを保った。


更に第6ゲームでも15-40とされた西岡。今度はダブルフォルトをしてしまい、ブレークバックを喫してしまう。これでゲームカウント3-3のイーブンに戻された。


そして第8ゲームでも西岡は15-40とされると、またもしのぎきることができず、終盤でブレークを喫してしまった。続く第9ゲームがペラのサービング・フォー・ザ・セットとなったが、ここでチャンスを作ることができずに第1セットを落とした。


試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATPカップ」での西岡
(Photo by Jack Thomas/Getty Images)