エポックメーキングな“復帰”が実現するかもしれない。

 現地時間11月11日、米スポーツ専門メディア『ESPN』などで執筆しているクリスティアン・マルティン記者は、マンチェスター・ユナイテッドが、ユベントスに所属するポルトガル代表FWのクリスチアーノ・ロナウドの復帰を画策していると伝えた。

 現在35歳のC・ロナウドは、かつてユナイテッドの一時代を支えた実績を持っている。2003年にアレックス・ファーガソンの熱烈な勧誘を受け、“レッドデビルズ”の一員となると、2009年の夏にレアル・マドリーに移籍するまでの6シーズンで、公式戦292試合で118ゴールをマーク。3度のプレミアリーグ制覇や2007-08シーズンのチャンピオンズリーグ優勝に貢献していた。

 そんなかつての大エースをユナイテッドは引き戻そうというのだ。C・ロナウドと2022年6月までの契約を締結しているユベントスだが、高額年俸の負担軽減と移籍金の得るために来夏の放出を検討していると囁かれている。
 
 すでにパリ・サンジェルマンからの関心が報じられているが、マルティン記者は自身のツイッターで、「ユナイテッドとポルトガルの双方の情報からユナイテッドがクリスチアーノ・ロナウドに復帰のオファーを出した」と綴り、さらにこうツイートした。

「ポルトガルのスターはその“誘惑”の受け入れを検討している。仮にロナウドがそれに応じた場合、ユベントスは交渉を考慮するだろう」

 C・ロナウドが12年ぶりに電撃復帰を果たせば、世界を揺るがすビッグニュースになることは必至。それだけにポルトガルが生んだカリスマの動向に注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部