オランダのとあるレストランで、ロボットのウェイターが活躍中だ。

オランダにあるレストラン「Royal Palace」のオーナー、シャオソン・フーさんは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が発生する少し前に中国を訪問した際、ロボットのウェイターが料理を運んでいるのを目の当たりにしたという。

フーさんは、オランダに帰国後、ロボットのウェイターを注文したのだが、これが、6月1日に営業を再開した同レストランで活躍しているのだ。

このロボットのウェイターは、あらかじめプログラムすることで、レストランの間取りやテーブルの配置を理解できるという。同レストランで働くフーさんの娘、レアさんは、AP通信のインタビューを受け、このロボットについて次のように語っている。「ロボットは、店内を周回して、私たちの仕事をサポートしてくれます。私たちは、いつも、グラスや皿を下げたりと、テーブルの上の片付けでとても忙しくしています。ロボットが代わりとなって、助っ人としてお客さんにサービスを提供してくれるんです」。

一家によると、このロボットが、人間のウェイターの雇用を脅かすとは考えていないという。レアさんは、こう語っている。「私たちは消えてなくなったりはしておらず、まだここにいます。この業界は、常に人手を必要としています。ロボットは、ただ私たちの仕事をサポートしてくれているに過ぎません」。

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