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まずは、ウッドデッキのフェンスのメリットからお伝えしましょう。

■ウッドデッキに目隠しフェンスは必要?設置するメリットとは?



出典:@ masakiuraoさん

ウッドデッキのフェンスは、必ずしも必要なものではありません。しかしウッドデッキにフェンスを付けることで、目隠しになるのが大きなメリットといえます。家の位置にもよりますが、フェンスを設置することにより通行人や道路を運転している人からの視線を遮ることができますよ。またしっかりと固定したフェンスであれば、布団やレジャーシートなどを掛けて干せるのも魅力ポイント!小さい子どもがいる場合は、落下防止にもなります。周囲の目線が気になる場所にウッドデッキがある家庭や小さな子どもがいる家庭では、ウッドデッキのフェンスは必要といえるでしょう。

■ウッドデッキのフェンスって後付けできる?



すでに完成しているウッドデッキに、フェンスを後付けができるかが気になるところですよね。耐久性の高いウッドデッキの場合は、フェンスの後付けが可能です。耐久性が低いウッドデッキの場合でも、フェンスを地面に埋め込んで金具で固定したり、コンクリートで固定したりすれば、フェンスの後付けすることができるでしょう。

■ウッドデッキのフェンスに必要な高さとは?



出典:@ erc_didiさん

こちらは、@erc_didiさんのお宅に設置されている『LIXIL(リクシル)』のフェンスです。道路側からウッドデッキの部分を目隠しするために、高さ2mのフェンスを後付けされたそうです。ウッドデッキで使用するフェンスの高さは、1.8mぐらいが一般的。ただし、目隠しのためにフェンスを取り付けたいなら、近隣の家の窓や自宅前の通りからウッドデッキが見えない高さに調整しましょう。

■主なウッドデッキのフェンスのデザイン3種類をご紹介



ウッドデッキのフェンスは横張りや縦張り、クロスフェンスの3種類が主流です。では、それぞれの特徴をご紹介しましょう。DIYをする際のメリットやポイントも合わせてお伝えします。

・縦張りフェンス



縦張りフェンスとは、板を縦方向に並べて貼り付けたフェンスのこと。板と板の隙間が狭ければ目隠し効果がアップし、対して隙間が広ければ、ウッドデッキ内に光を取り込むことができます。また縦張りフェンスは、板と板の隙間が縦方向にあるので、小さな子どもが自力で登れないこともメリットのひとつ。子どもがいる家庭のウッドデッキへの取り付けにぴったり!DIYであれば、板と板の隙間を自分好みの間隔で作ることができるのがメリットです。



・横張りフェンス



出典:@ oyama167000さん

横張りフェンスは、板を横方向に取り付けるフェンスのこと。縦張りフェンスに比べて、少ない材料でDIYできるのが魅力です。ウッドデッキに付けるメジャーなデザインですが、板と板の隙間に足をかけて登ることができる可能性があるので、小さな子どもがいる家庭では多少注意が必要です。



出典:@ kuru__homeさん

こちらは、@kuru__homeさんのお宅のウッドデッキに設置されている横張りフェンス。実は木製ではなく、メンテナンスの手間がかからないアルミ製のフェンスなのだそう。あたたかみのある木目調のデザインなので、ウッドデッキとの相性も抜群ですね!メンテナンスの手軽さを重視するなら、アルミ製のフェンスもおすすめです。



・クロスフェンス



出典:photoAC

クロスフェンスとは、フェンスの枠に板をクロス状に取り付けたフェンスのことです。クロスフェンスは、おしゃれな見た目が特徴。カフェなどでよく見かける素敵なフェンスは、クロスフェンスのことが多いですよね。ホームセンターなどでクロスフェンスとして販売されているので、DIYでも比較的簡単に取り付けられます。

■ウッドデッキのフェンスを後付けDIYする方法



フェンスをDIYする材料や道具、作り方はどうすればいいのか気になりますね。では、さっそく材料や作り方をご紹介しましょう。

・ウッドデッキの後付けフェンスに必要な材料と道具



出典:@ marlriさん

DIYでフェンスを後付けするときには、主に以下の材料・道具が必要です。<材料>〇金具やネジ(樹脂フェンスや使用する木材により、金具の種類も変わります)〇フェンス用板〇支柱<道具>〇DIY用工具

・ウッドデッキの後付けフェンスの作り方



ウッドデッキの本体にフェンスを取り付ける基本の方法をご紹介します。1.フェンスを付けるときには、表面をどちらにするか確認します。2.金具とネジを使い、支柱をウッドデッキの本体に取り付けて固定します。3.フェンスのデザイン(縦張り・横張り・クロス)に併せて、板を工具で固定します。



出典:@ daisuke_1123_oymさん

こちらの写真は、ウッドデッキにフェンスを固定して作られたものです。ウッドデッキとフェンスの木材の色を好みで変えられるのが、DIYならではですね。

■ウッドデッキにフェンスを後付けする際の注意点



ウッドデッキ本体の木材が劣化していると、取り付けたフェンスの強度も低くなってしまう可能性があります。そのためフェンスの取り付ける前に、ウッドデッキ本体が劣化していないかを確認しましょう。リウッドデッキであれば、硬度が高く耐久性もあるのでフェンスを後付けしても大丈夫ですが、いずれにせよ、まずはウッドデッキの状態を確認することが大事です。ちなみに、リウッドとは、再生木のこと。またDIYの後片付けをするときには、踏んでケガをすることのないよう金具やネジの拾い忘れがないかを確認することも大切です。

■おしゃれなウッドデッキフェンスのDIY実例をご紹介



DIYで設置されたウッドデッキフェンスの実例です。おしゃれで素敵なフェンスばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね!

・縦張りフェンスのDIY例



出典:@ yujin_jin_110さん

こちらは、@yujin_jin_110さんがDIYされた縦張りフェンスの写真。フェンスの下にも植物を置いたりと、使い方が楽しめますね。フェンスの右側には、出入り可能なスペースも設けられています。出窓の半分が隠れ、自宅の中が直接見えないのでカーテンを開けても気になりませんね!



・横張りフェンスのDIY例



出典:@ masakiuraoさん

こちらは、@masakiuraoさんがDIYされた横張りフェンスの写真。横張りフェンスの隙間に鉢植えを引っ掛けて素敵にディスプレイされていますね☆横張りの間隔を自由に調整できるのは、DIYならではのメリット!またウッドデッキからの出入り口がしやすいよう、全面をフェンスで覆わない工夫がなされています。



出典:@ hiiiro_homeさん

@hiiiro_homeさんは、2種類の色の板を使って横張りフェンスをDIYされています。写真左側の枠は、開閉できる仕様になっているそう。扉のように開ければ、ウッドデッキの中を見せたり、椅子のようにウッドデッキに腰をかけたりすることもできる素敵なフェンスです。



出典:@ marlriさん

こちらは、@marlriさんがご夫婦でDIYされた横張りフェンス。板と板の隙間が狭く、近隣の家からの視線を遮ることができる十分な高さが特徴です。



出典:@ marlriさん

フェンスでしっかりと目隠しができているので、周りの目を気にすることなくウッドデッキの中でプール遊びが楽しめるそうです。これだけ高さがあれば、横張りフェンスでも子どもがフェンスを乗り越えて落下する事故の恐れもないでしょう。とっても素敵なウッドデッキ&フェンスですね!



出典:@ yona_mitoraさん

こちらは、@yona_mitoraさんのDIY横張りウッドフェンスの写真。実はご自宅の南側に道路があり、リビングから道路までの距離が約2mしかないため、家の中が外から見えてしまう状態だったそう。フェンスを取り付けたことで、目隠しになり丸見え状態は改善されたそうです。さまざまな幅の板を使うことで、とってもおしゃれに仕上がっていますよね!また、フェンスの高さは約2mありますが、太陽光もしっかりと入るうえ、フェンスの下を約70cm開けることで風通りも抜群の機能性にも優れたフェンスなのだそう。見本にしたいアイデアたっぷりのDIY例です!



・クロスフェンスのDIY例



出典:@ ch1h1r0_taさん

こちらは、@ch1h1r0_taさんのDIYクロスフェンスの写真。外に人が見える度にウッドデッキから脱走する息子さんの安全ため、フェンスを後付けされたそうです。見た目もとってもおしゃれで、DIYとは思えない完成度の高さですよね!



出典:@ ch1h1r0_taさん

フィンスには、出入り可能な扉も作れています。息子さんが開けてしまわないよう、鍵も高い位置に設置されたそう。小さい子どもを持つ人にぜひマネしてほしい、素敵なDIYのアイデアです。

■ウッドデッキにDIYでフェンスを後付けしてみよう!



ウッドデッキには、後付けでも目隠しフェンスを設置することができます。フェンスのDIYは比較的簡単なので、材料の価格や設置費を抑えたい人、自分好みのフェンスを作りたい人におすすめです。今回ご紹介したDIY例を参考に、おしゃれで機能的なウッドデッキフェンスを作ってみてくださいね。