セイコーウオッチが展開するカジュアルウオッチブランド「セイコー 5スポーツ」から、ロックバンド「QUEEN」のギタリスト、ブライアン・メイ氏とコラボレーションした機械式時計(SBSA073)が登場する。発売は5月15日、税込価格は63,800円、世界限定9,000本だ。

<Seiko 5 Sports> Sense Style Brian May Limited Edition


今回のコラボモデルは、ブライアン・メイ氏の愛用ギター「レッド・スペシャル」をダイヤルデザインで表現。ギターのレッド・スペシャルは、ブライアン・メイ氏が50年以上前に自作したものだ。ちなみに、2020年で73歳となるブライアン・メイ氏は、2019年1月に「QUEEN+ADAM LAMBERT」日本ツアーのために来日したが、銀座・和光のセイコーフラッグシップサロンも訪問。今回のコラボモデルを腕に巻き、報道陣の取材に応えた。

ブライアン・メイ氏の愛用ギター「レッド・スペシャル」


「レッド・スペシャル」を表現した今回のコラボモデル(SBSA073)


時計のダイヤル中央には「Red Special」と記され、木の質感を連想させる型打ち模様や、赤いグラデーションとツヤのあるラップ仕上げとした。シースルーバックの裏ぶたには、Limited Editionの文字とシリアルナンバー、ブライアン氏のサイン。レッド・スペシャルを6ペンス硬貨で演奏するという、ブライアン・メイ氏のスタイル、魂、情熱を体現した特別なモデルとしている。

シースルーバックの裏ぶた


ダイヤルを少し下から


ボックスも特別仕様。ギターケースを思わせるデザインで、内側にはブライアン・メイ氏のサイン。また、ブライアン・メイ氏がピック代わりに使用する、6ペンス硬貨をイメージしたスペシャルコインも付属する。



スペシャルボックス


ケース素材はステンレススチール、ケースサイズは外径42.5×厚さ13.4mm、ストラップ素材はナイロン、風防はミネラルガラスを強化処理したハードレックス、防水性能は10気圧。自動巻き機械式ムーブメント「キャリバー 4R36」のパワーリザーブは約41時間。

セイコー 5スポーツの始まりは1943年の「セイコー スポーツマチック5」だが、2019年9月にリブランディング&リローンチ。「現代における多様な感性や価値観をカタチにする、カジュアルウオッチブランド」を掲げる機械式時計として、5つのデザインコンセプト(Sports・Suits・Specialist・Street・Sense)とシリーズで展開している。