大谷翔平が観戦で話題、チームは連勝逃すもダブルダブルに迫る活躍

 米プロバスケットボール(NBA)のウィザーズの八村塁が29日(日本時間30日)の敵地レイカーズ戦に開幕17試合連続でスタメン出場。レブロン・ジェームズやアンソニー・デイビス擁する優勝候補相手に26分間出場し、16得点、8リバウンド、1アシストをマーク。チームは103-125で敗れ、2連勝はならなかった。

 米大リーグ(MLB)のエンゼルスの大谷翔平も観戦に訪れた一戦、八村は第1クォーター(Q)からエンジン全開。ジェームズのディフェンスを受けながらも得意のミドルレンジから試合最初のシュートを決めると、立て続けに2ポイントシュートを沈めるなどし幸先の良いスタートを切る。

 止まらない八村はゴール下でボールを受けると、ジェームズにフィジカル勝負で負けずにシュート、これもリングを通り、早くも合計8得点を記録した。

 第2Q残り6分44秒にコートに戻った八村は、デイビス相手に粘り強いディフェンスを見せ、難しいシュートを打たせるなど、献身的なプレーを見せるもこの日好調のオフェンスで、2度目となるデイビスのブロックに合い、得点を重ねられない。チームも49-70と大量21点のリードを許して試合を折り返す。

 八村は第3Qもスタートからプレー。残り7分23秒の場面では強引なドライブから2ポイントシュートを狙うも、デイビスのディフェンスに合い、トラベリングバイオレーションを取られる。それでもブラッドリー・ビールとのコンビネーションでオープンになると、ジャンパーをしっかり決めて4試合ぶりの2桁得点に到達。ここから連続で2本のシュートを沈めた八村は14得点まで数字を伸ばした。

 第4Qもスコアを重ねた八村。試合は敗れ、2連勝こそ逃したが、ステイプルズ・センターに乗り込んだ一戦、レブロンらを相手にしてダブルダブルに迫る活躍で存在感を発揮した。(THE ANSWER編集部)