2019年初めに、“人生をWONDERFULにするコーヒーブランド”をコンセプトにブランドを刷新した「ワンダ」シリーズから『ワンダ ホワイティラテ』が登場! なんでも、見た目も中味も真っ白なマイルドさが特徴とのことで、さっそく飲んで確かめてみた。

 

■「ホワイティ」だけどコーヒーの旨みもしっかりと!

2017年、予想以上の売れ行きで、発売開始からたった3日で一時出荷停止となるほどの人気を博した「クラフトボス ラテ」の登場によって、すこぶる拡大したペットボトルコーヒー市場。コーヒーといえば缶という概念を覆し、これまでのターゲットだったおじさま世代だけでなく、パッケージのオシャレさやさらっとした飲みやすい薄めのテイストが、缶コーヒーに馴染みの薄かった若者にもヒットしたのは記憶に新しいはず。

そんなパイオニアに続けとばかりに登場したアサヒ飲料『ワンダ ホワイティラテ』(480mlPET・希望小売価格 税抜 160円・2019年10月1日発売※280mlサイズもあり)は、ペットボトルコーヒーのメインユーザーである20代をターゲットにしたラテタイプの軽やかな味わいのドリンク。

白を基調としたパッケージの裏面に描かれたデザインは全部で8種類(480mlPETのみ展開)。このイラストの人々のように、オフィスや友人とのおしゃべりタイムなど、シーンを選ばずに飲むことができるということを訴求しているようだ。

よく振ってからコップに注いでみると、「ホワイティ」というだけあって、カフェラテにしてはかなり白くてビックリで、香りはまるでコーヒー牛乳のように甘い。ひと口飲んでみると、ミルクのやさしい甘みがふんわりと口の中に広がる。味わい深いコーヒーに、蒸気で温めたスチームミルクを加えているからこんなにもミルクの旨みが引き立っているのだ。

また、コーヒーの抽出工程の中で取れるアロマ成分を加えることによって苦みや雑味を抑えているということで、苦味はほぼゼロの軽やかな口当たり。

ホットとコールド、どちらにも対応しているのでレンジで温めて飲んでもみたが、先ほどよりもミルクの香りが豊かに、口当たりがよりマイルドに感じる。とにかく甘みが強く飲みやすいタイプなので、老若男女問わず楽しめそう。身体の芯から温まるやさしいテイストはこれからの季節にもぴったりだ。カフェインは少なめの1本当たり4.8〜24mgなので、通常のデカフェ系飲料と置き換えて飲んでも良さそう。

ここまで飲んでおいて、衝撃の事実が判明。カフェラテなのに、名称がコーヒー飲料ではなく清涼飲料水と堂々と書かれているではないか。確かに味わいは遠くの方でコーヒーの風味がするカフェラテというようなイメージで、コーヒーの苦味は全くなくちょっと薄めのテイストだなとは思ったが、驚いた。シャキッとしたいときというよりはほんわりリラックスタイムに味わいたい、ちびだら飲みにもってこいのドリンクだった。

ライトなカフェラテを求めている人は、全国のスーパーやコンビニで発売中なので、ぜひ探してみてほしい。