埼玉県越谷市の自宅に86歳の父親の遺体を放置したとして、同居している53歳の無職の長男が逮捕された。警察の調べに対し「死亡届を出すと父親の年金がもらえなくなるので放置した」と供述しているという。NHKニュースが報じた。

警察によると、長男は2018年12月から2019年6月までの間、父親の遺体を自宅の居間に放置したとして、死体遺棄の疑いが持たれている。

6月4日に越谷市の職員から、父親と数カ月間連絡が取れていないという相談が寄せられたため、警察が自宅を調べたところ遺体が見つかったという。

「死亡届出すと年金もらえず」父親の遺体放置の疑いで長男逮捕(NHKニュース)