映画『007』シリーズ第25弾となる最新作『ボンド25(原題)』の撮影中に足首を負傷し、手術を受けていたジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグ(51)が、間もなく撮影に復帰する。ジェームズ・ボンド公式Twitterでは、復帰に向けてジムでトレーニングに勤しむダニエルの姿を公開した。

 16日の投稿では「007ダニエル・クレイグは来週の撮影に備え、パインウッドスタジオのジムでハードドレーニング中です!」とクレイグが今週にも復帰することをアナウンス。投稿された写真には、負傷箇所とみられる足首はまだ固定されているが、トレーニングに打ち込むダニエルの姿が写し出されている。

 先月半ば、ダニエルはジャマイカで同作を撮影中に足首を負傷し、手術のため撮影を離脱。術後2週間のリハビリを経て現場に復帰するとアナウンスされていた。現場は思わぬアクシデントに見舞われたものの、現在のところ、2020年4月の公開予定に変更はないとされているが、現地時間4日には、爆発シーンを撮影中に事故が起き、パインウッドスタジオの屋根や外壁が損傷したことがジェームズ・ボンド公式Twitterで発表されている。

 『ボンド25(原題)』は、スパイ稼業を離れてジャマイカに移り住んだボンド(ダニエル)が、旧友のCIA職員から“誘拐された科学者の救出”を依頼され、危険な新テクノロジーで武装する悪役と対峙する。悪役は『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞に輝いたラミ・マレック。日系アメリカ人監督キャリー・フクナガがメガホンを取っている。(編集部・入倉功一)