勝利が必須のアランヤスポル戦で「“日本の顔”はスタメンのチャンスを与えられる」

 トルコ1部ベジクタシュは、現地時間13日にリーグ第32節でアランヤスポルと対戦する。

 11日に勝利した首位ガラタサライとの勝ち点差は「7」。逆転優勝に向けて必勝の一戦だが、トルコメディアは日本代表MF香川真司の3試合ぶりスタメン復帰を予想しており、「爆発する準備ができている」と報じている。

 今年1月末にドイツ1部ドルトムントからベジクタシュへの期限付き移籍を決断した香川。3分間で2ゴールを挙げる衝撃デビューを飾り、リーグ戦11試合3得点を挙げているが、スタメンはわずか3試合のみ。2カ月以上、ゴールから遠ざかっている。

 そんななか、13日の本拠地アランヤスポル戦で、3試合ぶりのスタメンのチャンスが巡ってきそうだ。

 トルコ紙「Fanatik」は「香川は爆発する準備ができている」と見出しを打ってレポート。「シェノル・ギュネシュ監督は2-1で勝利したシヴァススポル戦で香川をスタメンで起用したが、その後アンカラギュジュには4-1で勝ち、ガラタサライには0-2で敗れた。アランヤスポル戦で“日本の顔”はスタメンのチャンスを与えられることが見込まれている」と伝えた。

 また記事では、「僕はチームに貢献したい。残り3試合に勝ち、ベストの位置でリーグを終えたい」というシーズン最終盤に向けた香川のコメントも紹介している。

 今季終了後の去就も注目されるなか、香川は逆転優勝を呼び込むような強烈なインパクトを残せるだろうか。(Football ZONE web編集部)