セガの人気アクションゲーム「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」をもとにした実写映画「ソニック・ザ・ムービー(原題:Sonic The Hedgehog)」の予告編が公開されました。同じようにゲームを実写映画化した「名探偵ピカチュウ」で、ポケモンのイメージが思っていたのと違うという反応があったのと同様、ソニックに対しても「そうじゃない」という声は少なからずあり、600万再生時点で、高評価11万件に対して低評価16万件と、否定的な評価が多い状態となっています。

Sonic The Hedgehog (2019) - Official Trailer - Paramount Pictures - YouTube

田舎道



スピード違反取締中のパトカーの前を、青い影が一瞬で駆け抜けていきます。



速度は、実に時速760マイル(約1200km)。



その走り去った後には、青い毛が残されていました。



パラマウントのロゴにはリングが出現



準備体操をしているソニック



クラウチングスタートで勢いよく走り出します





ロボトニック博士(演:ジム・キャリー)はソニックを捕まえ、その力を世界を支配するために使おうともくろんでいます。





ソニックと相棒・トム(演:ジェームズ・マースデン)との出会い。





最初はお互いに叫び声を上げるような出会いでしたが、やがてナイスコンビに。



ソニックの秘密に迫るロボトニック博士



ソニックらしい高速バトルが展開されるようです









映画「ソニック・ザ・ムービー」は、アメリカでは2019年11月公開予定。



ちゃんとドクター・エッグマンとしての姿も登場します。



なお、ソニックの姿についてはティザービジュアルが公開されたときから「コレジャナイ」と異論が出ていて、中には「このようにわずかに変更するだけでもソニックっぽさが出る」と建設的な意見を述べる人が出ていました。

Sonic the Hedgehog’s live-action movie look, redesigned - Polygon

https://www.polygon.com/2019/3/6/18253330/sonic-the-hedgehog-live-action-fan-redesign

@LadyGT_DAさんが考えたのは、ソニックのイメージに合わせて瞳を縦長で、鼻も尖らせた姿。微調整というレベルですが、確かにこれはソニックだと一発でわかるようになる修正です。



@Thirsty4MACACOさんは、@LadyGT_DAさんの修正をもとに、さらなる微調整を加えました。ぱっと見て気付きにくいですが、ソニックの腕を青から白に変更して、よりオリジナルに近づけています。



ゲームニュースサイト・IGNの編集者であるトム・マークスさんは、ソニックの目の特徴は白眼部分がつながっていることだったと、目を連結。鼻はいじっていないのですが、確かにこれも「ソニック」度が上がっています。



立ち姿に対しても修正案が出ています。@LadyGT_DAさんによるプロポーションの変更は、リークされたソニックのイメージがどれぐらいファンの中のイメージとかけ離れていたかを可視化してくれています。



一方、@LittleWoodlouseさんはリークされたイメージを受け入れた上で、より人間っぽい体型になるのならと服を着せています。ちょっとソニックっぽさは減った気がするものの、ケモノキャラとしてこれはこれでアリという感じに仕上がっています。



ソニックの姿にまつわる話は、ソニック生みの親の1人でもある中裕司さんのもとにも届いていました。ファンメイドの可能性も指摘しつつ、白い素手に衝撃を受ける中さん。



ただ、「名探偵ピカチュウ」のピカチュウも「しわしわピカチュウ」として人気を集めたので、見慣れるまでのことなのかもしれません。