やまだひさしがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「やまだひさしのラジアンリミテッドF」。3月29日(金)放送の「コバソロレコ」のコーナーには、前週に続き、オールラウンドエンタメ系YouTuberのデカキンさんが登場。「旅」をテーマに、お気に入りの楽曲を選んでもらいました。
音楽プロデューサーのコバソロさんが、音楽再生アプリ「CDレコアプリ」のランキングからおすすめソングをピックアップし、独自の解説で紹介する「コバソロレコ」。前週と同じく「旅」をテーマに、デカキンさん、コバソロさんがそれぞれ選曲しました。
◆デカキンの「旅」ソング
FUNKY MONKEY BABYS 「ちっぽけな勇気」
デカキン:僕、膝を手術しまして。
やまだ:体重を支えられず?(※デカキンさんは身長176cm、体重127kg)
デカキン:「何でだよ」とつっこめない……。本当にそうなんですよ。
やまだ:好きなことで生きていっても、肥満になってしまったら(膝に)負担がかかりますから。心配です。
デカキン:膝のケガは、リハビリが一番大変なんですよ。(膝の)角度を強制的に曲げる機械があって、5秒に1回、すごい“曲げ”がくるんです。緩やかなのと交互に。痛くても、看護師さんは「はいはい、わかった、わかった。これやらないと曲がらなくなるんだから」って。そのとき、無音だと耐えられなかったんです。そこで“音”ですよ!
コバソロ:きた!
やまだ:音楽を聴くことで、少しでも気を紛らわせて、そして勇気をもらって。
デカキン:はい。「音ってこんな勇気をもらえるんだ」「音楽ってすごい!」って知ったのがそこでしたね。
やまだ:膝の手術するまでわかってなかった(笑)。 もっとあっただろ、挫折したときとか!
コバソロ:もうちょっと(音楽が)活躍する場面、あったと思うんですけど……。
デカキン:いやー、遅かったですね(笑)。「これが音楽か」って、目もキラキラ!
やまだ:じゃあ、FUNKY MONKEY BABYSの「ちっぽけな勇気」は、そのとき聴いていて、本当に思い出深いんだね。膝も曲がるようになり……。
デカキン:ちょっと(リハビリを)怠けたので、まだ曲がりが悪いんですけど(笑)、音楽を聴くという僕の「ちっぽけな勇気」があったから今、こうしていられます。
やまだ:もし今、どうしても克服できないことがあって、つらい人がいたら、この曲を聴いてみるといいよね。
デカキン:はい。今回のテーマが「旅」なので、地方から東京に来た方とか聴いてほしいと思っています。めちゃめちゃ勇気もらえます。“ちっぽけな存在だけど、頑張っていこうよ”っていう感じ。大好きです。
◆コバソロの「旅」ソング
コブクロ「轍-わだち-」
コバソロ:轍は、車が通ったあとに残る輪の跡を指すんです。転じて、先人が残した足跡というふうに使われることも。この楽曲は、そんな轍もない道、自分だけの道を歩いて行こうというストレートな応援ソングです。コブクロは、ストリートライブをきっかけにデビューしたアーティストなんですが、道で歌ってきた人が、道について歌うという、この“投影感”もいい。
やまだ:完全に、歌詞の世界観が詩人ですよね。情景も浮かぶし。
コバソロ:この曲で注目してほしいのは、歌詞のなかに「轍」が1回しか出てこないところ。しかもそれは、Aメロでもなく、サビでもなく、1番のBメロ。《轍さえもない道をただ進め》という歌詞があるんです。
やまだ:そこに、1回だけなんだ。
コバソロ:はい。このフレーズがあることで、これからどんなことを歌うか、この歌で何を伝えたいかがすごく明確になる。そんな秀逸なフレーズなんじゃないかなと思います。これから旅立つ人、ちょっと二の足を踏んでいる人に、ぜひ聴いてほしいと思います。
<番組概要>
番組名:やまだひさしのラジアンリミテッドF
放送日時:毎週金曜 25:00〜27:00
パーソナリティ:やまだひさし
番組Webサイト:http://www7.jfn.co.jp/f
デカキンさん
音楽プロデューサーのコバソロさんが、音楽再生アプリ「CDレコアプリ」のランキングからおすすめソングをピックアップし、独自の解説で紹介する「コバソロレコ」。前週と同じく「旅」をテーマに、デカキンさん、コバソロさんがそれぞれ選曲しました。
◆デカキンの「旅」ソング
FUNKY MONKEY BABYS 「ちっぽけな勇気」
デカキン:僕、膝を手術しまして。
やまだ:体重を支えられず?(※デカキンさんは身長176cm、体重127kg)
デカキン:「何でだよ」とつっこめない……。本当にそうなんですよ。
やまだ:好きなことで生きていっても、肥満になってしまったら(膝に)負担がかかりますから。心配です。
デカキン:膝のケガは、リハビリが一番大変なんですよ。(膝の)角度を強制的に曲げる機械があって、5秒に1回、すごい“曲げ”がくるんです。緩やかなのと交互に。痛くても、看護師さんは「はいはい、わかった、わかった。これやらないと曲がらなくなるんだから」って。そのとき、無音だと耐えられなかったんです。そこで“音”ですよ!
コバソロ:きた!
やまだ:音楽を聴くことで、少しでも気を紛らわせて、そして勇気をもらって。
デカキン:はい。「音ってこんな勇気をもらえるんだ」「音楽ってすごい!」って知ったのがそこでしたね。
やまだ:膝の手術するまでわかってなかった(笑)。 もっとあっただろ、挫折したときとか!
コバソロ:もうちょっと(音楽が)活躍する場面、あったと思うんですけど……。
デカキン:いやー、遅かったですね(笑)。「これが音楽か」って、目もキラキラ!
やまだ:じゃあ、FUNKY MONKEY BABYSの「ちっぽけな勇気」は、そのとき聴いていて、本当に思い出深いんだね。膝も曲がるようになり……。
デカキン:ちょっと(リハビリを)怠けたので、まだ曲がりが悪いんですけど(笑)、音楽を聴くという僕の「ちっぽけな勇気」があったから今、こうしていられます。
やまだ:もし今、どうしても克服できないことがあって、つらい人がいたら、この曲を聴いてみるといいよね。
デカキン:はい。今回のテーマが「旅」なので、地方から東京に来た方とか聴いてほしいと思っています。めちゃめちゃ勇気もらえます。“ちっぽけな存在だけど、頑張っていこうよ”っていう感じ。大好きです。
◆コバソロの「旅」ソング
コブクロ「轍-わだち-」
コバソロ:轍は、車が通ったあとに残る輪の跡を指すんです。転じて、先人が残した足跡というふうに使われることも。この楽曲は、そんな轍もない道、自分だけの道を歩いて行こうというストレートな応援ソングです。コブクロは、ストリートライブをきっかけにデビューしたアーティストなんですが、道で歌ってきた人が、道について歌うという、この“投影感”もいい。
やまだ:完全に、歌詞の世界観が詩人ですよね。情景も浮かぶし。
コバソロ:この曲で注目してほしいのは、歌詞のなかに「轍」が1回しか出てこないところ。しかもそれは、Aメロでもなく、サビでもなく、1番のBメロ。《轍さえもない道をただ進め》という歌詞があるんです。
やまだ:そこに、1回だけなんだ。
コバソロ:はい。このフレーズがあることで、これからどんなことを歌うか、この歌で何を伝えたいかがすごく明確になる。そんな秀逸なフレーズなんじゃないかなと思います。これから旅立つ人、ちょっと二の足を踏んでいる人に、ぜひ聴いてほしいと思います。
<番組概要>
番組名:やまだひさしのラジアンリミテッドF
放送日時:毎週金曜 25:00〜27:00
パーソナリティ:やまだひさし
番組Webサイト:http://www7.jfn.co.jp/f
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