ディズニーの名作アニメーション作品を『シャーロック・ホームズ』シリーズなどのガイ・リッチー監督が実写化した映画『アラジン』が、2019年6月7日に日本公開されることが決定し、日本版ポスタービジュアルと特報が公開された。

 1992年公開のアニメーション作品は、「アラビアンナイト(千夜一夜物語)」を下敷きに、三つの願いを叶える魔法のランプを手にした青年アラジンの物語を描いたファンタジー。故ロビン・ウィリアムズが声を担当したランプの魔人ジーニーのコミカルなキャラクターはもちろん、主題歌「ホール・ニュー・ワールド(新しい世界)」は、第65回アカデミー賞で作曲賞と主題歌賞を獲得するなど、世界的名曲として知られている。

 特報では、アニメーション映画で使用された代表曲「フレンド・ライク・ミー(ボクは大親友)」をアレンジしたBGMと共に、砂漠と怪しげな洞窟の入り口が映し出され、壮大なストーリー展開を予感させる。映像の最後には、悪役ジャファーが飼っているオウムのイアーゴらしき鳥の姿も確認できる。またポスタービジュアルは、黄金のランプが描かれたシンプルなデザイン。不気味に輝くランプは、今にもジーニーが現れそうな雰囲気を醸し出している。

 主人公アラジンを演じるのは、エジプト生まれで現在27歳の新鋭ミーナ・マスード。王女ジャスミンを、『パワーレンジャー』のナオミ・スコットが演じるほか、ランプの魔人ジーニー役としてウィル・スミスが参加している。(編集部・倉本拓弥)

映画『アラジン』は2019年6月7日より全国公開