ともにガンバ大阪出身、そしてロシア・ワールドカップを経験した(井手口はバックアップメンバー)ふたりが、ドイツの地で再会した。

 ブンデスリーガのデュッセルドルフでプレーする宇佐美貴史のもとを、英2部のリーズ・ユナイテッドからドイツ2部のグロイター・フュルトに期限付き移籍した井手口陽介が訪れたのだ。

 宇佐美はインスタグラムで、「陽介 遠方からはるばる来てくれてありがとう」と、遊びに来た後輩との2ショットを公開している。

 井手口は2日間、宇佐美と行動を共にしたようで、自身のSNSに「宇佐美くんに会いに行ってきました。2日間何から何までしてくれてめちゃ楽しかったです。髪も一緒に切りに行ってくれました笑」というコメントを、写真とともに投稿した。

 井手口は8月21日にフュルトに新加入。現在はトレーニングに参加し、コンディションを整えている。同クラブの公式サイトは彼の練習風景を公開し、「そろそろデビューかもしれない」と、公式戦デビューが近いことを窺わせている。

 ふたりのインスタグラムのコメントには、「元気な顔が見られて嬉しい。2人の活躍楽しみにしてます。日本から全力応援してるよ」「2人の活躍期待してます! 大好きな選手が活躍してくれるのが私の生きがいです。ガンバって下さい」といった励ましの声が寄せられている。

 ともに今月の代表ウィークでは、日本代表に招集されなかったが、束の間の休息で親交を温めたようだ。

 ブンデスリーガの次節は9月15日(現地時間)。デュッセルドルフはホッフェンハイムと、グロイター・フュルトはホルシュタイン・キールと対戦する。

 今シーズン、宇佐美はベンチ入りはあるものの、ここまで出場はなし。代表ウィーク明けの一戦、ふたりの出場が叶うのかという点にも注目したい。