マンチェスター・Uに所属するチリ代表FWアレクシス・サンチェスが胸中を明らかにした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が21日に報じている。

 今冬の移籍市場でアーセナルからマンチェスター・Uに加入したA・サンチェスは、数々の名選手が背負った「7」番を身につけ、サポーターからも大きな期待を寄せられた。しかし、移籍後10試合に出場したA・サンチェスは、わずか「1」得点と結果を残せず苦しんでいる。

 インターナショナルウィークのスウェーデン戦に向けチリ代表に合流しているA・サンチェスは、チリのメディアに次のように語り、マンチェスター・Uでの適応に苦労していることを認めた。

「自分に期待し過ぎていた。もっとできると思っていたんだ。マンチェスター・U移籍後は凄い速さで物事が変化している。この状況でチリ代表に合流すべきか迷ったよ」

「今回の移籍は本当に突然だった。そして、初めて冬という時期にクラブを変えた。しかし、今までもこのような厳しい状況というのは経験してきた」

「僕はスウェーデン戦に合流しないことを考えたが、クラウディオ(・ブラボ)と話し合った。チリ代表がより良くなるには、全選手が意識を統一すべきだと考え合流したよ」

 チリ代表は3月24日にスウェーデンと対戦する。マンチェスター・Uはインターナショナルウィーク明けの3月31日にスウォンジーと対戦予定。