男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」ワールドグループ1回戦、日本対イタリア(2月2〜4日/日本・岩手県/屋内・ハードコート)の第1試合(シングルス)でダニエル太郎(日本/エイブル)とファビオ・フォニーニ(イタリア)が対戦中。第4セットは3-6でフォニーニに取られてしまい、セットカウント2-2、ファイナルセットで決着をつけることになった。

このセットを取れば勝利となるダニエルだが、フォニーニは簡単に流れを引き込ませてくれなかった。フォニーニはイライラが募ってラケットを投げつける場面が多く見られたが、プレーはそこまでラフにはならず、ダニエルはチャンスをつかみきれない。

第1ゲーム、第2ゲームと両者ともキープし合ったが、いずれも簡単にはいかない白熱したものとなった。第3ゲームでフォニーニに先行されてブレークのピンチを迎えるが、20本のラリーの末にデュースへと持ち込む。しかし最後まで守り切れず、ブレークされてしまい追いかける展開となった。

ここから、またしても両者譲らぬ展開に。なんとか流れを変えたいダニエルは積極的なプレーを見せるも、あと一歩を詰め切ることができない。

そして第9ゲーム、15-40とイタリアにセットポイントが訪れると、ダニエルのサーブがダブルフォルトとなり、第4セットを3-6で取られてしまう。
これでセットカウントは2-2となり、決着はファイナルセットへと持ち越されることになった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は現在試合中のダニエル太郎(昨年の「エストリル・オープン」のときのもの)
(Photo by Carlos Rodrigues/Getty Images)