ゴディバジャパンの義理チョコ廃止を呼びかける広告に対し、一目で義理とわかるチョコ「ブラックサンダー」で知られる有楽製菓は、引き続き「義理チョコ文化を応援する」と宣言した。

ゴディバジャパンは、2月1日の新聞に「日本は、義理チョコをやめよう。」というメッセージ広告を掲載。義理チョコの準備が「あまりにもタイヘン」でバレンタインデーを嫌う女性がいることから、「本命はあっていいけど、義理チョコはなくてもいい。いや、この時代、ないほうがいい」と訴えた。また、バレンタインデーは、「社内の人間関係を調整する日ではない」として、男性たちにも「義理チョコ、ムリしないで」と言ってあげてほしいと呼びかけている。ネットでは、チョコレートのトップブランドが義理チョコを否定するという異例のメッセージ広告に共感の声が多く寄せられている。

一方、義理チョコの代名詞「ブラックサンダー」は、ゴディバの広告に対して「よそはよそ、うちはうち。みんなちがって、みんないい。」とTwitterでコメント。「引き続き『日頃の感謝を伝えるきっかけ』として義理チョコ文化を応援いたします」と宣言した。