この考え方は仕事でも同じです。日本はトイレ掃除担当がいたら、その人がやらなきゃいけない。でも、バルサはトイレ掃除の責任者はいるけど、別の人が掃除してもいいんです。ただ、できていなかったら責任者が責任を取る。そういう形で全部決まっています。最終目的が達成されれば、仮定や方法は任せる。それがバルサの、カタルーニャのやり方です。
<<第2回『日本の育成で失われる3年間…欧州で最も重視される中学年代が”抜け落ちている”理由とは?』は26日17時公開予定>>
【プロフィール】
浜田満(はまだ・みつる)/1975年、奈良県出身。株式会社Amazing Sports Lab Japan代表取締役。関西外国語大学卒業後、メーカー、商社、大使館勤務等、3回の転職を経て、欧州サッカークラブのマーチャンダイジングライセンスビジネスに携わる。2004年6月、FCバルセロナソシオの日本公式代理店として独立。現在は、FCバルセロナキャンプ、FCバルセロナスクール、U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジのプロデュース、コンサルティングなどを行なっている。
岩政大樹(いわまさ・だいき)/1982年1月30日、山口県出身。J1通算290試合・35得点。J2通算82試合・10得点。日本代表8試合・0得点/鹿島で不動のCBとして活躍し、2007年からJ1リーグ3連覇を達成。日本代表にも選出され、2010年の南アフリカW杯メンバーに選出された。2014年にはタイのBECテロ・サーサナに新天地を求め、翌2015年にはJ2岡山入り。岡山では2016年のプレーオフ決勝に導いた。今季から在籍する東京ユナイテッドFCでは、選手兼コーチを務める。
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