お笑いコンビ「カラテカ」の矢部太郎が18日、マンガ家デビュー作「大家さんと僕」(新潮社刊)の大ヒット感謝イベントを都内で開催した。

同書は、10月31日発売してから1ヶ月で11万部を突破したことが話題になっていたが、会場にいた関係者が「15万部に伸びております」と明らかにした。

▼ (左から)矢部太郎、品川祐


ゲスト参加したのは、作家としても先輩である品川祐(品川庄司)。紹介されて登壇するなり、「仕事のスケジュールを見て、ここに来るのが嫌だっだ」と告白。「だって、また売れてものに乗っかってきたという見方しかされないから。勘違いされるのが嫌だ。しかも俺が太郎と並んだだけで、善と悪にしか見えない。なんで、“おしゃべりクソ野郎”と俺を相手にするの」と疑問をぶつけ、自由気ままなトークを繰り広げ、笑いを取っていた。

そんな品川だったが「(作品を渡されて)面白いと思ったけど、ここまで売れると思わなかった」とポツリ。印税のことまで話が及んで「本が売れると印税のこと、マスコミたちが追いかけくると」と警告。「印税という魔物が、太郎の純朴な部分を蝕んでもくる」と怖がらせていた。

▼ 矢部太郎、品川祐

「大家さんと僕」の大ヒット感謝イベントより