▽FC岐阜は8日、大木武監督(56)との契約を更新することで合意に達したことを発表した。

▽今シーズンからFC岐阜の監督に就任した大木は、明治安田生命J2リーグでここまで11勝12分け17敗という成績で17位に位置。新体制発表で掲げていた一桁順位に入る目標は達成できなかったが、昨シーズンの20位を上回る成績を残している。

▽続投が決定した大木監督は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。

「来シーズンもFC岐阜の指揮をとらせていただくことになりました。今シーズンの応援本当にありがとうございました。来シーズンはもっともっとみなさんに喜んでもらえるようなゲームをする、それからしっかりと勝てるチームを作るということで頑張っていきますので、よろしくお願いいたします」

「11日はホーム最終戦の湘南戦ですので、是非みなさん長良川競技場へ足を運んで応援してください」

▽また、大木監督の続投について宮田博之社長が以下のように説明した。

「様々な方から、『今シーズンのFC岐阜は個性が光るとても面白いチームになった』とご評価をいただき、私も確かな手ごたえを感じております。シーズン成績は皆様のご期待に沿う形にはなっておりませんが、チームをここまで育ててくれた大木監督の手腕を信頼し、引き続き采配をお任せすることとしました」

「チームに浸透してきた大木イズムが来季は必ず花開き、大いに活躍してくれるものと確信しております。今シーズンも残すところ2試合となり、11日にはホーム最終戦となる湘南ベルマーレ戦が控えております。スタジアムをファン・サポーターの皆様で埋め尽くし、皆様の熱いご声援を支えに来季につながる戦いを繰り広げたいと思います。今週末は是非、長良川競技場にお越しください!」