【ソウル聯合ニュース】トランプ米大統領が来韓する7日、ソウルの青瓦台(大統領府)に近い光化門とソウル広場を中心に、反米、親米の市民団体が集会を予定している。青瓦台と政府はデモを控えるよう呼び掛けており、警察は警護・警備関連法規に基づき、許可されたエリアでの合法的な意思の表現を保障する一方で、警護の安全を脅かす行為には厳重に対応する方針だ。

 反米、革新系の各団体はトランプ氏や韓米首脳会談を批判する集会を開いたり、反戦のキャンペーンやパフォーマンスを行ったりする。親米、保守系の各団体はトランプ氏の国賓訪問を歓迎する集会を開く。

 警察はトランプ氏訪問中の7、8日の両日、ソウルに最高レベルの非常令「甲号非常」を出し、安全確保に総力を挙げる。7日にはトランプ氏のスケジュールに合わせて周囲に計195中隊、約1万5600人を配備する。