本を開くと、何を書いているのかわからない真っ黒なページ。

ライターを近づけてみると…

なんと下から文字が現れてくるのです!

本のタイトルは「紙が燃え始める温度」

オランダの芸術・デザイン・反射のための多目的研究所「Van Eyck Academie」は、とある小説のユニークな発表方法を思いついたのだそう。





その小説とは、米・SF小説家のレイ・ブラッドベリによって執筆された『Fahrenheit 451(華氏451度)』。





「華氏451度」とは摂氏にすると233度ほどで、ちょうど紙が燃え始める温度のことなのだとか。

そこで、フランスのグラフィックデザインチーム「Super Terrain」と協力し、この不思議な仕掛けのある書籍を作り出したのです!

まるで魔法のように文字が出現

デモンストレーション用の書籍を制作した「Super Terrain」は、印字された小説の上に熱感受性インクを使って、黒い層を覆うように印刷したとのこと。



ライターの炎の熱で黒いインクが消えていき、まるで魔法のように文字が現れてきます☆



今後、開発チームは実際に本を販売する計画も立てているのだそう。

SF好きや新しものに目がない方へのプレゼントにぴったりかも!



発売される日が楽しみですね♪

Van Eyck Academie

http://www.janvaneyck.nl/nieuws/

Super Terrain

http://www.superterrain.fr/