[J1リーグ31節]C大阪2-1大宮/10月29日/金鳥スタ
 
【チーム採点・寸評】
C大阪 6.5
終始ゲームを支配し、10人になった相手を圧倒。点差は開いていないが、20本のシュート数がいかに相手を押し込んでいたかを物語っている。
 
【C大阪|採点・寸評】                        
GK
21 キム・ジンヒョン 6
危険なシュートは少なく、安定したセービングを披露した。オウンゴールによる失点は防ぎようがなかっただろう。
 
DF
2 松田 陸 6(77分OUT)
ボールを受けた際の視野が広く、多くの選択肢を持っていた。的確にパスを送り、チャンスにつなげた。
 
15 木本恭生 6
前半は執拗に裏を狙われたものの、安定したディフェンスを披露。賢さだけでなく、ボールを奪いにいく際の強さを見せた点でも評価に値する。
 
22 マテイ・ヨニッチ 5.5
序盤は不安定なプレーが散見。その後は好転した時間帯もあったが、オウンゴールを献上するなど、試合を通してプレーはイマイチだった。
 
14 丸橋祐介 6.5
ビルドアップの正確性を欠く場面があったものの、何度かドリブルで攻め上がり、攻撃に絡む。55分には、精度の高いCKからチームの2点目をアシストした。
 
MF
MAN OF THE MATCH
6 ソウザ 7
相手の嫌がるところにボールを送り、オウンゴールを誘発。それだけでなく、抜群のゲームメイク能力とフィードセンスで、試合をコントロールしていた点も高く評価できる。
 
10 山口 蛍 6.5
守備の際の出足の鋭さはさすが。浮き球のスルーパスも冴えわたり、2列目からの抜け出しなどで攻撃面での貢献度も高かった。
 
16 水沼宏太 6
右サイドを駆け上がり、積極的にクロスを上げてチャンスを演出。ゴールにはつながらなかったものの、そのクオリティは高かった。
 
46 清武弘嗣 6(90+3分OUT)
中央寄りにポジションを取りながら積極的にボールに関与。ダイレクトプレーや縦パスにはセンスを感じさせるが、欲を言えばゴールに絡みたかった。
FW
8 柿谷曜一朗 6.5
杉本へのフォローがいまいちで、ボールへの関わりに物足りなさが残る。それでも、55分に正確なシュートで追加点を奪った勝負強さを評価。
 
9 杉本健勇 5.5
ポストプレーヤーとしての働きはグッド。裏への抜け出しでゴールにも迫ったが、数々の決定機を迎えながら、6本のシュートをすべて外した。
 
交代出場
DF
2 田中裕介 ―(77分IN)
ボールを持てば、優れた判断で的確に配給し、チャンスの起点になった。
 
MF
17 福満隆貴 ―(90+3分IN)
プレータイムは1分ほど。ほとんどボールに関わることのないまま終わった。
 
監督
ユン・ジョンファン 6.5
試合前に降った雨により、ピッチ状況は悪かったが勝点3を手にした。球際での強さが勝因のひとつで、徹底させた指揮官の手腕とも言えるだろう。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
大宮 5
リスクマネジメントが稚拙。カウンターから数的不利になるピンチが何度かあった。1点を返して大差がついていないとはいえ、内容は完敗だ。
 
【大宮|採点・寸評】
GK
1 加藤順大 5
31分、CKで積極的に前に出れず、手痛い先制点を許した。後半にも飛び出しからクリアミスなどがあった。
 
DF
19 奥井 諒 5.5