守備ではマッチアップした清武の対応に苦戦したものの、72分に強烈ミドルでオウンゴールを誘発した。
 
4 山越康平 4.5
ハイボールへの対応が雑だった。1失点目のCKは彼の曖昧なプレーで与えたもの。
 
2 菊地光将 4.5
退場者が出たことにより守備で我慢をしたかったが、31分にCKのボールをオウンゴール。前半のうちに得点を許したのは痛恨だった。
 
25 高山和真 5(82分OUT)
対人のシーンで相手に詰める距離が甘い。あれではボールを持った敵が自由にプレーできてしまうだろう。
 
MF
37 カウエ 5.5
中盤のポジショニングがあいまいで、バイタルエリアで相手に自由を与えていた。後半からは球際の強さが見られるようになり、ミドルシュートでゴールにも絡んだ。
 
40 茨田陽生 5
ボールを受ける回数が少なく、ディフェンスでも存在感は薄かった。
 
17 横谷 繁 5(HT OUT)
アグレッシブにミドルシュートを狙ったが、プレー精度は低く、前半でピッチをあとにした。
 
16 マテウス 4
序盤から精力的にプレッシング。しかし、気持ちが空回りしたか、18分にラフプレーで一発退場し、早い時間から試合を難しくした。
MF
28 長谷川アーリアジャスール 5(HT OUT)
最前線で走ってディフェンスで貢献。だが、退場者が出て左サイドに回ってからは影を潜め、ハーフタイムで交代した。
 
FW
7 江坂 任 5.5
マテウスが退場したこともあり、最前線で孤立。それでも、72分に左サイドを抜け出すと、クロスでゴールに絡んだ。
 
交代出場
FW
33 マルセロ・トスカーノ 5(HT IN)
技術が高く判断も良いが、ゴールに直結するプレーはできなかった。
 
FW
44 瀬川祐輔 5.5(HT IN)
力強いドリブルで攻撃を活性化させた。積極的な姿勢は、相手にとって嫌だっただろう。
 
MF
6 河面旺成 ―(82分IN)
反撃に出たい時間帯で集中力を欠いた安易なパスミスがあった。
 
監督
伊藤 彰 4.5
勝点3を狙うためにハーフタイムで攻撃的なカードを2枚切ったが、カウンターからのピンチが散見。反撃は1ゴールのみと、采配が的中したとは言えないだろう。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文:志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)