▽ミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が、19日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・グループD第3節のAEKアテネ戦を振り返っている。『フットボール・イタリア』が報じた。

▽ELグループステージで2連勝と勢いに乗るミランだったが、セリエAではすでに4敗を喫するなど苦しい状況。そのためか、この日のサン・シーロは空席が目立つ中でのキックオフとなった。すると試合は、ミランが序盤から猛攻を見せるもGKアネスティスを筆頭とするAEKアテネの守備網を最後まで突き破れず。ゴールレスドローに終わり、勝ち点1の獲得に留まった。

▽モンテッラ監督は、サポーターが少なかったサン・シーロの現状と共に試合の総括を行った。

「とても残念で複雑な思いだが、それでも我々が勝利していればスタジアムは熱狂に包まれていただろう。チームはこの試合に全力で挑んだ。しかし相手のブロックは強固であり、時間が経つにつれてこじ開けることが難しくなってしまった」

「スタジアムの喪失感はわかっているし、この雰囲気は我々のパフォーマンスではなくセリエAでの結果が影響していると思う。今日も多くのチャンスを作っていたが、結果だけを手に入れられなかった」