J1リーグ 第29節
鹿島アントラーズ-サンフレッチェ広島
10月14日(土)/15:00/県立カシマサッカースタジアム
 
鹿島アントラーズ
今季成績(28節終了時):1位 勝点61 20勝1分7敗 46得点・27失点
 
【最新チーム事情】
●P・ジュニオールが負傷から復帰後、初先発の見込み。出場停止で欠場する金崎不在を感じさせないプレーが期待される。
●2週間の中断期間には、守備のリスクマネジメント、攻撃のバリエーションを増やす練習が行なわれた。
●日本代表に招集されていた昌子、植田は苦い経験を持ち帰ったが、広島戦に気持ちを切り替えている。
 
【担当記者の視点】
 この広島戦の後には、10月21日に30節・横浜戦、同25日に天皇杯準々決勝の神戸戦、同29日に31節・札幌戦と、いずれも敵地でのゲームが控えている。タイトな“アウェー3連戦”に弾みをつける意味でも、広島には完勝を収めたい。
 
 エース金崎の出場停止は痛いが、怪我から復帰したP・ジュニオールの奮起に期待。代表帰りの昌子、植田を中心にしっかりと守備を固めて、相手に付け入る隙を与えずに、勝点3をもぎ取れるか。
 
 大岩アントラーズの初陣となった前回対戦は3-1と勝利しているだけに、良いイメージを持って試合に臨めるはず。首位の実力を見せつけたい。
 
J1リーグ 第29節
鹿島アントラーズ-サンフレッチェ広島
10月14日(土)/15:00/県立カシマサッカースタジアム
 
サンフレッチェ広島
今季成績(28節終了時):15位 勝点27 6勝9分13敗 28得点・40失点
 
【最新チーム事情】
●札幌と引き分けて3連勝を逃すも、6試合負けなし。
●A・ロペスが二桁得点を達成。
●J・ヨンソン監督は布陣変更に着手。
●森粼が負傷離脱。
 
【担当記者の視点】
 6試合負けなしのなか、失点はわずか3失点。守備の安定感を取り戻しつつあるが、攻撃がなかなか機能しないことをJ・ヨンソン監督は課題として挙げている。特にサイド攻撃が今ひとつで、パトリックの高さを生かし切れていない。
 
 鹿島戦に向けて指揮官は、4-2-3-1から4-1-2-3への布陣変更も模索中。3トップにブラジル人選手を揃えるだけでなく、柏や青山をインサイドハーフに置いて攻撃に厚みを加えたいと考えている。
 
 もっとも、先週の紅白戦では今までどおりの形も採用している。いかなる布陣で試合に臨むかはフタを開けるまで分からなさそうだ。