分裂問題が話題になっている「Bitcoin(ビットコイン)」ですが、内部のゴタゴタとは打って変わってインフラ面はかなり充実してきている模様。特に、アメリカのニューヨークではいつでもどこでもビットコインが使えるようになるビットコインATMが至る所に設置されているようです。

Bitcoin ATM New York United States

https://coinatmradar.com/city/113/bitcoin-atm-new-york/

ビットコインを好きな時に売り買いできる「ビットコインATM」が誕生したのは2013年のこと。最初に生まれたビットコインATMは「Robocoin」という名称のもので、生体認証でユーザーを確認し、ビットコインの取引が可能になるというマシーンでした。

世界初のBitcoin対応ATM「Robocoin」が登場、仮想通貨が現実世界へ進出 - GIGAZINE



そんなビットコインATMの「Robocoin」は、設置からわずか1週間で10万カナダドル(当時のレートで約946万円)ものビットコイン両替取引を行い話題になりました。

Bitcoin用ATM「Robocoin」が設置1週間で10万ドルも両替したことが判明 - GIGAZINE



世界初のビットコインATMが登場してから約4年が経過しているわけですが、その間、世界の至る所にビットコインATMは増殖しており、その設置場所を地図上で確認できるサービス「Coin ATM Radar」も登場しています。

そのCoin ATM Radarによると、アメリカ・ニューヨーク周辺にはビットコインATMがなんと117台も存在しています。



ページ下部にはニューヨーク周辺に置かれているビットコインATMに関する詳細が書かれており、ATMタイプ・設置店舗の名称・設置されている地区・手数料・評価が書かれています。



このCoin ATM Radarによると、現在世界中にはビットコインやその他の仮想通貨を取引できるATMが1369台、ビットコインATMがなくても現金でビットコインの取引が可能なサービスプロバイダーは3万6345件も存在しているそうで、仮想通貨が世界的にかなり浸透してきていることがよくわかります。



なお、Coin ATM Radarで日本を見てみると東京近郊に13台、中国四国地方に2台のビットコインATMが存在することがわかります



例えば東京の銀座にある「Snack Coffe in Tokyo」にビットコインATMが置いてある模様。



調べてみると、これはどうやら銀座の「the SNACK」というコワーキングカフェのようで、マップに記されている場所にビットコインATMが存在するのは確かなようです。

銀座でビットコインが使えるコワーキングカフェ「the SNACK」でビットコインATMを使ってみた : Bitcoin研究室