マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決定したロメル・ルカク。
その背番号は「9」になるとクラブから発表されている。
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- Manchester United (@ManUtd) 2017年7月10日
今回は、名門ユナイテッドのエースナンバーを背負った過去の5人を振り返る。
ルイ・サア
生年月日:1978/08/08 (38歳)
国籍:フランス / グアドループ
ポジション:FW
背番号「9」の期間:2004 - 2008年
アンディ・コールの後、ユナイテッドのエースナンバーを受け継いだのがフラムからやって来たサアだった。
2003-04シーズン、前半戦で13ゴールをあげる活躍を見せるとユナイテッドに引き抜かれ、このシーズンは得点ランキングで3位タイとなる20得点をマークした。その後はユナイテッドで目立った結果を残すことができず、ウェイン・ルーニーの加入によって序列も低下。
2008年、エヴァートンへと移籍し、その後はトッテナムやサンダーランドでプレーした。なお、現役最後のクラブは意外にもラツィオ。
ディミータル・ベルバトフ
生年月日:1981/01/30 (36歳)
国籍:ブルガリア
ポジション:FW
背番号「9」の期間:2008 - 2013年
華麗なボールコントロールで世界中のサッカーファンを魅了したブルガリアの貴公子。破格の移籍金でユナイテッドに加入するもなかなかトッテナム時代のようなプレーは見せられなかったが、2010-11シーズンに覚醒。
リヴァプール戦でハットトリック、ブラックバーン戦で5得点をあげるなど爆発し、リーグ優勝に貢献するだけではなく自身も得点王に輝いた。
在籍4シーズンで48ゴールをあげており、1試合平均0.44得点はなかなかの数字である。
ラダメル・ファルカオ
生年月日:1986/02/10 (31歳)
国籍:コロンビア
ポジション:FW
背番号「9」の期間:2014 -2015年
鋭いゴール嗅覚で決定機に顔を出し、左右両足から放たれる正確なシュートでゴールネットを揺らすストライカー。
ポルト、アトレティコ・マドリー、モナコで驚異的な結果を残しユナイテッドに加入したが、負傷もあって期待に応えるような活躍をすることができず、あげたゴール数はわずかに「4」。
ユナイテッド退団後に加入したチェルシーでも散々なシーズンに終わったが、昨季復帰したモナコで覚醒。全盛期を思わせる勝負強さで相手にとって脅威となり、モナコのリーグアン制覇とCLベスト4に大きく貢献している。
アントニ・マルシャル
生年月日:1995/12/05 (21歳)
国籍:フランス
ポジション:FW
背番号「9」の期間:2015 -2016年
「NEXTアンリ」と期待されたマルシャルも背番号「9」をつけプレーした。
ユナイテッド加入当初はその移籍金に見合うだけの活躍ができるか疑問視する声もあったが、シーズンが始まればしなやかなドリブルでチームを救い救世主的な存在に。
デビューシーズンながら11ゴールを記録する活躍を見せたが、翌シーズンには出番が減少。背番号も「11」へと変更になり、今季は正念場のシーズンとなりそうだ。
ズラタン・イブラヒモヴィッチ
生年月日:1981/10/03 (35歳)
国籍:スウェーデン / ボスニア・ヘルツェゴビナ
ポジション:FW
背番号「9」の期間:2016 - 2017年
マルシャルから背番号「9」を奪う形でユナイテッドに加入した説明不要のスーパースター。
34歳(当時)という年齢からプレミアリーグにフィットするのか不安されたが、全てのコンペティションでコンスタントにゴールを奪い、一躍チームの点取り屋に。
結局17ゴールは得点ランキング7位の成績となったが、終盤の負傷がなければもう少しこの数字を伸ばせたはずだ。
なお、ユナイテッドの「9」はイブラヒモヴィッチからルカクに手渡されるわけだが、両者はともに敏腕代理人ミーノ・ライオラの顧客。
外部リンクQoly