下関市立しものせき水族館「海響館」では、イルカが出す音をコンピューターで色と形に変換して映像化するイルカのデジタルアート「Draw-phin(ドローフィン)」を7月15日(土)より開催する。

【写真を見る】床面や両壁面にイルカの出す音をもとに映像を投影

「Draw-phin(ドローフィン)は、イルカの水槽を中心として、床面や両サイドの壁に、イルカが発する音をリアルタイムで図形に変換した映像を映し出すというもの。イルカが出す音に合わせ、グラフィックのサイズや形が変化。イルカがコミュニケーションに用いているとされるホイッスル音や、距離や大きさを把握するクリックス音を識別し、各々の音を図形で表現する。また、夜の水族館でも実施するため、昼と夜、両方の空間演出が体験できる。

海響館は、国際海洋動物トレーナー協会の国際会議、バンドウイルカのトレーニングについて発表し、行動トレーニング部門で1位に選ばれたこともある実力派の水族館。自ら新しい遊びを作り出すイルカの可能性を探るこのイベントは、海響館ならではだ。“言葉では表現できない”イルカたちのアートな世界をぜひ体験してみて。【ウォーカープラス編集部/国分洋平】