まずは、一番ソソられる三十路美人女優組からだ。

 『プリンセス トヨトミ』('11年)以降、毎年のように主演作で“揺れるGカップ巨乳”を見せつける綾瀬はるか(32)。今年も『本能寺ホテル』で“天然ボケ”のお約束シーンがあったが、
 「毎年この“着エロ”でごまかされているような気がします(笑)。露出に発展性がないのが残念です」(スポーツ紙記者)

 ならば、同じく巨乳三十路女優として、発展性を期待する上戸彩(31)はどうか。
 すでに結婚、出産を経て、さらに完熟の“隠れFカップ巨乳”があらわに…と目されたのが不倫ドラマ『昼顔』の映画版であった。
 テレビ版のラストを受けて、斎藤工演じる学者と不倫したヒロインの上戸が“二度と会わない、一切、連絡を取り合わない”と誓約したのに、海辺の町で運命的な再会を果たす。
 「これ以上ないくらいベタな展開です。作品はヒットしましたが、映画ならではのエロスには乏しく、結局、予告編で見せた裸で抱き合うシーンの見え隠れ以上の濡れ場はありません。“触れなばおちんの風情”の上戸の人妻エロスはありますが、生殺し感でいっぱいですよ」(映画ライター)

 続いて、アイドル仕様の若手女優たちだ。

 まず、芸能面だけでなく社会面をも騒がせた“出家女優”の清水富美加(22)が、おっぱい揉まれセクハラシーンや、背中ヌードの濡れ場に挑んだ『笑う招き猫』を見てみよう。
 売れない女性芸人コンビの泣き笑いを描いたこの映画だが、「意志に反する仕事を入れられた」ことを出家理由の一つに挙げていたが、セクハラシーンや背中ヌードシーンのある同映画もそうなのか、と勘繰りたくなる内容だ。
 おっぱい揉まれセクハラ場面は、清水が同じ事務所の先輩芸人コンビの片割れに、本番の出待ちの舞台裏で、いきなり乳房をギュッと揉まれて、イジくり回された揚げ句、「ちっちゃい胸だな」的セクハラ暴言を放たれるくだりだ。
 背中ヌード濡れ場は物語の中盤、元カレ(稲葉友)との腐れ縁を断ち切れず、ズルズルと関係してしまいラブホテルらしき一室で“熱戦”後に眠りこける元カレを見つめる清水の裸身の背中が映し出される。
 「“性交後”だけという描写がなんとも物足りないが、撮影時はおそらく21歳だった清水の肌はピッチピチでした」(映画記者)
 おそらく、今後は出家先である『幸福の科学』関連の作品以外には“出ない”だろう清水の貴重なお宝エロス映像ではあるが、何かスッキリしないものを感じてしまう。