ACゼノス 初のプロダクション

ゼノスE10が、出力向上のアップデートを受けて、11月にローンチされる。これは3月に破産を回避してから、初めてのプロダクションとなる。

ACカーズを中心としたコンソーシアム率いる新生ゼノスは、カスタマーの求めに応じて開発を続けているところだ。

アップデート 何が違う?

・ブレーキシステムのアップデート
・ブレーキ冷却性能の向上
・新開発インタークーラーの設置
・新しいエグゾーストシステムの導入

新パーツの開発とテストは、ノーフォークにあるヘセル・エンジニアリングで進められている。
 

最高出力アップ 現行「E10」にも適用

現在のところ、スペックに関する情報は明かされていないが、2.0ℓEcoBoostガソリンの最高出力が、現行の253psからアップすると予想される。


E10の製造拠点は、英国から南アフリカの工場に移管される。ブランドの生き残りがかかるモデルだけあって、車両価格のアップは避けられないと、新オーナーのアラン・ルビンスキーも認めている。

アップデート仕様のE10は、初回ロットの25台が、ビスポーク・リミテッドエディションとして発売される予定だ。


なお現行モデルのオーナーにも、今回のアップグレードは提供可能だ。購入は、Autokraft Performanceブランドが受け付ける。