◇再生エネの比率 韓国は世界でほぼ最下位
 韓国は石油や天然ガスなど資源に恵まれない国にもかかわらず、再生可能エネルギーの利用が世界の主要国の中で著しく低いことが26日、経済協力開発機構(OECD)の報告書で分かった。韓国のエネルギー供給のうち再生可能エネルギーが占める割合は2015年に1.5%と、調査対象の46カ国・地域のうち45番目だった。韓国より低かったのは主要産油国のサウジアラビアで0%だった。

◇主要行総裁「下半期も景気好転続く、金利上昇に貸し倒れ懸念」
 主要銀行5行の総裁が26日までに聯合ニュースの書面インタビューに応じ、下半期の金利上昇は不可避とみて融資返済が厳しい個人や企業の貸し倒れリスクに備え与信管理に乗り出す考えを示した。また、景気回復の流れが下半期も続き、韓国経済の今年の成長率は2.7〜2.8%に上ると見込んだ。財テク手段として不動産より株式が有望との見方も示した。
◇おやつ代わりのキムパプやトッポッキ値上がり
 キンパ (韓国式のり巻き)やトッポッキ(餅の甘辛炒め)、即席麺など子供たちが外でよく食べる間食類が値上がりしている。韓国銀行は26日、粉ものやキンパ専門店の5月の生産者物価指数が130.14で、前年同月に比べ6.4%上昇したと発表した。全体の生産者物価指数の2倍近い上げ幅だった。サービス業の生産者物価は一般消費者が実感する物価に近い。
◇米議員がトランプ氏に「文大統領とTHAAD完全配備へ模索を」 
 環境影響評価のために米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備が遅れている問題で、米上院外交委員会東アジア太平洋・国際サイバーセキュリティ政策小委員会のガードナー委員長をはじめとする上院議員18人が23日(現地時間)にトランプ米大統領に公開書簡を送り、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領との初会談でTHAADの完全配備を急がせる方策を模索するよう促した。ガードナー氏が25日、ホームページで明らかにした。
◇韓国がタイ産の鶏卵を初輸入 週内に100万個到着 
 週内にタイ産の鶏卵100万個が初めて韓国に輸入される見通しだ。韓国では高病原性鳥インフルエンザ感染拡大のあおりで鶏卵需給に対する不安が広がっている。タイの関係者などによると、同国の鶏肉・鶏卵流通業者2社がそれぞれ23日と24日に、韓国輸出用の鶏卵の船積みを終えた。
◇地元人材採用した公共機関 3割以上採用は21%
 地方に移転した公共機関で昨年、地元出身者を正規雇用で採用したのは76機関だった。このうち、地元出身者の採用が30%以上だった機関は16機関(21.1%)にとどまったことが26日、公共機関の経営情報公開システムで確認された。一方、文在寅大統領は革新都市事業として、移転した公共機関に対し地元人材を30%以上採用する制度の運営をこのほど指示している。
◇柳簫然 米女子ツアーで今季2勝目
 米女子ゴルフツアーのアーカンソー選手権は26日、アーカンソー州ロジャーズのピナクルCC(パー71)で最終ラウンドが行われ、韓国の柳簫然(ユ・ソヨン)が69で回り、通算18アンダー、195で優勝した。今季2勝目、ツアー通算5勝目となる。
◇大統領府前の通り きょうから24時間通行可能
 青瓦台(大統領府)が26日から、青瓦台前の通りを24時間全面開放する。記者室がある春秋館と青瓦台正門前の噴水台広場を東西につなぐ道で、1968年1月に青瓦台を襲撃しようとした北朝鮮の武装ゲリラがソウルに侵入した事件を受け、これまで開放時間は午前5時半〜午後8時に制限されていた。