先代より7秒短縮
ホンダは、ドイツのニュルブルクリンク北コースで、新型シビック・タイプRの最終的な性能評価のための走行テストをおこない、FFモデルで最速となる、7分43秒80を記録した。
今回の走行テストは量産前の最終開発車両が使用され、先代のシビック・タイプRが記録したタイム(7分50秒63)を7秒近く更新した。
なぜ、タイムが短縮した?
2.0ℓVTECターボ・エンジンは、320ps/40.8kg-mを発揮。6速マニュアル・トランスミッションのロー・レシオ化によって加速性能を向上している。
加えて、新プラットフォームの採用によるねじり剛性の大幅向上(+38%)やボディの軽量化(-16kg)、マルチ・リンク式リア・サスペンションの採用がタイム短縮につながっているようだ。
快適性にも抜かりなし
新型シビック・タイプRは、サーキットでの走行性能だけではなく、一般公道での性能も大幅に進化しているとのこと。
新たに設定したコンフォート・モードを含む、3つのドライビング・モードによって、市街地からサーキットまで、より幅広い走行シーンにマッチしたダイナミック性能を提供するという。
生産は、英国で行われ、2017年夏より欧州と日本・北米を含む世界各国で販売される予定。
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外部リンクAUTOCAR JAPAN