[画像] イイトコドリップ Vol.36 神奈川県大磯町:つながりトリップ

◆イイトコドリップ Vol.36 神奈川県大磯町:つながりトリップ


◆イイトコドリップ Vol.36 神奈川県大磯町ってこんなところ


海と山に恵まれた地で、ローカルにふれる1日を
週末の気軽なお出かけ。ちょっと旅気分の休日を過ごすなら、都心から1時間と少しで行ける大磯へ。かつて別荘地として栄えた大磯は海あり、山ありと豊かな自然に恵まれていて、どこかのんびり。ローカルな雰囲気にも気分が和み、人と人が心地よくふれ合える。毎月第3日曜日に港で行われている「大磯市」やお店めぐりを通して、つながりを感じる1日を。


大磯漁協主催の魚の朝市も同時開催する「大磯市」。7〜9月は日中の暑さを避けて、17:00からスタート。夏だけの夜市にも注目を
朝市でつながる、人と人とのよい関係
2010年9月にわずか19店舗から始まり、今では出店数約190、来場者数1万人を超す人気となった朝市。パン、菓子、野菜、雑貨、アクセサリーなど、目移りするほど個性豊かな品々は、どれもが地域の人々による手作りのもの。毎月出店する作り手が多く、それぞれが力を合わせて朝市を築きあげているよう。出店者とのやりとりも楽しいから、地元感を味わいながらお買い物を。



「大磯市をきっかけに、もっと元気な町に」
今や大磯の顔となった大磯市。その仕掛け人が、町を拠点にさまざまな活動をする原大祐さん。「地域でなにかを手作りしている人が出店することで、自立したり、町に店舗を構えたりする機会になれたらと思っています。そして、朝市から生まれた点と点がつながって、『大磯全体を”市”にする』ことができたら。でもカッコつけずに大磯らしく。ローカル感いっぱいのパーティ気分で続けていきたいですね」



手作りのもの、新鮮な野菜や魚がいっぱい
大磯漁協主催の魚の朝市も同時開催する「大磯市」。7〜9月は日中の暑さを避けて、17:00からスタートするほか、夏だけの夜市にも注目を。地元産の旬の新鮮野菜や、海辺のごちそうもいろいろ。写真は大磯の「玉造ガラス工房」のブースにて。鳥モチーフのガラス細工が楽しく並ぶ。

◆神奈川県大磯町:つながりトリップ


古い家屋を再生したお店へ
地元では昭和の名店として知られる居酒屋「月山」を再生した店内には、雑貨、アクセサリー、器、木工品、絵本など、大磯市に出店するクラフト作家の作品販売ほか、作家たちが日替わりで店番中。



食事もできるギャラリー&工房へ
築60年以上の工場を改装した空間にはギャラリーと工房のほか、小さな食堂「日日(にちにち)食堂」を併設。大磯の暮らしでは日常である、獲れたての魚や無農薬野菜が、丁寧な下ごしらえのもとに提供される。



大磯のおいしいに会いに
食事やおみやげに寄りたい、おいしさに癒されるお店を紹介。町内の農園「大磯たいようまるかじり」でほぼ自然栽培された野菜を味わえるカフェでのランチや、大磯野菜や果物の甘味や酸味を引き出した、パウンドケーキをおみやげに。


Present
「つきやま Arts & Crafts」で見つけた封筒&便箋セットを3名様に。


日本のイイトコドリップ
東京女子のココロが動く、まだ知らない日本のイイトコを抽出して届ける連載「イイトコドリップ」は、毎月1つの旅先をお届け。ぜひチェックして、次の旅のきっかけを見つけて!

WRITING/MIE NAKAMURA(JAM SESSION) PHOTO/MANABU SANO