日本代表DF長友佑都が所属するインテルのステファノ・ピオリ監督が、5日に行われるセリエA第23節、ユヴェントスとの“イタリア・ダービー”に向けて意気込みを語った。試合前の記者会見の様子を、クラブ公式HPが伝えている。

 現在リーグ戦は7連勝中のインテル。1月31日のコッパ・イタリア準々決勝でラツィオに敗れ、公式戦の連勝は9で止まってしまったが、首位を走るユヴェントスにこれ以上勝ち点差を広げられないためにも、リーグ戦の好調を維持したいところだ。

 ユヴェントスとの伝統の一戦、“イタリア・ダービー”に、ピオリ監督は「勝ちに行く」と宣言。さらに、「ユヴェントスは素晴らしいチームだが、もし彼らに問題を引き起こすことができるチームがあるとすれば、それは我々だ。彼らを倒すために全力を尽くす」と続け、ユヴェントス撃破に自信をのぞかせている。

「勝利というものは我々の自信や信念にとって素晴らしいものだ。毎試合、勝ち点を落とせばそれは我々が目標を成し遂げるのをより難しくするが、日曜日の試合で何が起こっても、それが直ちに何かを決定づけるということはないだろう」とピオリ監督は語り、この試合での結果に一喜一憂することはないとした。同監督が伝統の一戦でどのような采配を振るうのか、注目だ。