▽24日にSuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017第26節の3試合が行われた。クリスマス・イブとなったこの日、府中アスレティックFCvsペスカドーラ町田の東京ダービーが行われ、5-3で府中が勝利した。シュライカー大阪vsフウガドールすみだの上位対決は5-2で大阪が勝利し、ヴォスクオーレ仙台vs湘南ベルマーレは、4-4の引き分けに終わった。

◆府中アスレティックFCvsペスカドーラ町田

▽クリスマス・イブの開催となった東京ダービーは、町田が前半を2-1とリードして終える。しかし後半に入ると府中が連続でネットを揺らす。32分に柴田祐輔のゴールで同点とすると、33分に渡邉知晃、36分に皆本晃がゴールを奪った。2点を追う町田は終盤にパワープレーを仕掛けるが、38分に柴田に2点目を許すと、39分に滝田学が1点を返すに留まり試合は終了。府中が町田とのクリスマス・イブ・ダービーを制した。

◆シュライカー大阪vsフウガドールすみだ

▽お互いに立ち上がりから球際に激しい展開となる中、試合が動いたのは6分。大阪は好位置でFKを獲得するとこの流れからヴィニシウスがネットを揺らした。さらに11分にはオウンゴールで追加点を奪った大阪は、16分に小曽戸允哉がゴールを奪って前半を3-0で終えた。後半も大阪の勢いは止まらず、25分にヴィニシウス、33分にはチアゴが追加点を奪取。5点を追うすみだは残り9分からパワープレーを開始すると、35分に諸江剣語、36分にボラがネットを揺らすが反撃はここまで。大阪がすみだとの上位対決を制した。

◆ヴォスクオーレ仙台vs湘南ベルマーレ

▽下位チーム同士の対戦は、前半に仙台が2点をリードする展開となる。すると後半立ち上がりに湘南が早速パワープレーを開始。22分に浦上浩生は反撃の狼煙を上げる。しかし24分に三上優貴、25分に藤山翔太がネットを揺らし、仙台が4-1と突き放した。湘南は26分に安嶋健至のゴールとオウンゴールで1点差とすると、35分に浦上がこの日2点目を奪取。決勝点こそ生まれなかったものの、湘南が3点のビハインドを追いついて2016年の戦いを締めくくった。