(2)ITエンジニアの募集・マッチング、女性の転職支援(1)従業員の多様化が、様々な側面(価値観、労働時間、労働形態、国籍など)から急速に進んでいる。若年労働力が減少していくという状況と相まって、人材を大きなひとつの塊としてマネジメントすることから脱却し、個々人のモチベーションを高めながら、生産性を上げていく仕組み作りが、ますます喫急の課題になってくると考えている。

(2)一企業の中での従業員の多様化だけでなく、グローバル展開、グループ経営などに伴って、人事が扱う人材・組織の出自である地域、ビジネス領域、文化も多様化する傾向にある。そうした人材・組織を、シナジー効果を生み出しながら統合・マネジメントしていくための第一歩として、改めて、総合的かつ、実際に人材マネジメントに関わる人たちが求めるかたちでの「見える化」の実現が求められてくるだろう。

(3)本当の意味で経営に資するシステムとなっていくために、これまで以上に、徹底的なデータの一元化・見える化の実現を支援していく。同時に、日本企業のグローバル化に対して、マルチリンガル対応のシステムをリリースするなど、現実的な解を提供していく。更に、潤沢な人材データを蓄積したインフラをベースに、要員や人件費の分析シミュレーションに対するソリューションを提供していく予定。(1)変化する環境下で必要な能力が多様化する中、効果的な採用の重要性が高まってきていると感じる。(2)採用環境の流動性に対応するべく、外部リソースの効果的な活用の必要性が高まっていると感じる。(3)旧来の"人力"に加えて"IT化"を徹底的に進め、体制の力点を"企画"にシフトしていく。従来のJDVの強みである"提案力"にさらに磨きをかけ、クライアントの採用力向上に貢献していきたい。(1)2017年は「人材育成3.0」の幕開けの年となるだろう。現在、企業の人事、人材育成において大きな変化が訪れている。新聞等をにぎわしているAI(人工知能)やITの進展、脳科学と心理学の融合が、今後、企業の人材育成にも大きな影響を与えてゆくと思われる。特に、人材育成の分野では「パーソナライズ」がキーワードになり、従来の集合研修に代わり、個別教育・育成が上記のテクノロジーの進展により可能となってくる。

(2)パーソナライズ教育・育成の対象としては、まず管理職が中心になると思われる。その理由は、中間管理職が日本企業の組織運営においては鍵であり、この層を継続的にレベルアップすることが会社全体の競争力向上につながる。一方、従来型の集合研修やOJTは個人の開発課題に完全には合致しないという問題がある。そこで、この層に対するパーソナライズされた教育・育成が、企業での人材教育の中心になると思われる。

(3)ヒトラボジェイピーは、人事コンサルタント、心理学者、精神医学者、IT技術者から構成される新たな形の人材開発コンサルティング・人材開発サービス提供会社。人材開発パーソナライズサービスとして、社員個々の方の育成課題に応じ、経営やマネジメントの名著、新刊を案内するサービス「ココヨメ」を今秋をめどに開始する。個人のニーズごとに、どの本のどこを読むべきかをピンポイントで示す、世界初のサービス。社員の方の自主学習にぜひ活用いただきたい。(1)採用、育成、組織力強化、その他人事に関する全ての取り組みは経営方針実現のための手段でなければならない。ところが、多くの企業が人事施策そのものを取り組むこと自体が目的化し、部分最適となり、業績への効果、経営への貢献が極めて限定的となってしまっている。経営方針と人事施策の最適化を図ることで人事の取り組みは目的実現のための手段として活用され、施策の形骸化を防ぎ、経営への貢献度を飛躍させることができる。