ラーメン情報誌「ラーメンWalker」(KADOKAWA)が毎年行っている、うまいラーメン店を決めるランキング企画「ラーメンWalkerグランプリ」。読者やWebユーザーらからの投票により決まる同ランキング、早くも今年の結果(栃木編)が届いたので紹介しよう。

【写真を見る】味玉中華そば(780円)。 スープに使う食材は鶏のみ。赤鶏をはじめ数種類をブレンドし、絶妙な炊き加減で澄んでいながらも旨味が凝縮された仕上がりに

■ 【第1位】ラーメン専門店 E.Y竹末本店

総合ランキング1位を獲得したのは、矢沢永吉ラバーのオーナーが営む行列店。人気の中華そばは、奇をてらわず直球で勝負する王道の味。鶏の旨味が詰まった清湯スープはコク深く、キレのある醤油を加えることでバランスよく調和している。低加水の麺との相性も抜群だ。夜はサンマ節を効かせたラーメンが好評の「M.S夜刃」として営業している。

■ 【第2位】手打 焔

たゆまぬ努力でラーメンの味をアップデートし続けている「手打 焔」。店主は「火風鼎」を営む父のもとで修業を積み、基礎を学んだ。人気の手打ち麺は凸凹やざらつきがあり、スープのなじみが非常によい。ダシには吟味した一級品の鶏を使っており、清涼感と豊潤な旨味が同居している。

■ 【第3位】中華蕎麦 サンジ

味はもちろん、丁寧な接客も評判の「中華蕎麦 サンジ」。理想のつけ麺を追い求め、日々の研究に余念がない。麺の小麦粉は季節ごとに変えており、夏はツルッと、冬はモッチリした食感が楽しめる。毎週火曜は新ブランド「404」として営業中で、奥久慈シャモとハマグリをふんだんに使ったラーメンが好評だ。

新店ラッシュや創作系ラーメンの隆盛など、注目店の多い栃木エリア。今回紹介したラーメンを筆頭に、話題のラーメン店巡りをしてみてはいかがだろうか。【ラーメンWalker編集部】