「一方的な別れ話をされた後、藤田からはなんの音沙汰もなかったんです。なのに突然、藤田の代理人を名乗る弁護士から電話がきて……。『藤田さんと3人でお話がしたい』と、都内のビルに呼び出されました。正直、わけが分かりませんでした。結局、『藤田との関係をどこにも漏らさないでくれ』ということだったんです。“口止め料”ということなんでしょうが、その場で20万円を提示されました。私はどこにも話すつもりなんかなかったのに……」

強い口調でこう話す20代前半のAさんは、大きな瞳が印象的な美人。彼女はサッカーJリーグの名門チーム、ジュビロ磐田の藤田義明選手(33)と不倫関係にあったという。半年間の交際の末、一方的に別れを告げられたAさんは「この事実を記事にしてほしい」と本誌に訴え出たのだ。

藤田選手といえば、夫人は元ワンギャルの井川絵美(36)。長女(8)と長男(4)にも恵まれ、井川が『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)に出演した際には、“イケメン夫”と紹介されていた。台湾人とのハーフである藤田は、今年7月に台湾代表入りを要請された実力の持ち主でもある。

そんな絵に描いたような幸せな家庭を持つ藤田が、家族を裏切る“ゲス不倫”をしていたというのだ。

「初めて会ったのは、ジュビロの選手7人との合コンでした。最初から藤田は私のことが気に入ったみたいで、終始ロックオンされてたんです。飲み会が終わってから『品川のホテルに一緒に泊まろう』と誘われました。その日は断って帰りました。でもその時、奥さんや子供がいるという肝心なことは教えてくれませんでした。 最初から不倫だって知っていたらこんなことには……。しかも、さらにひどいことに、私と出会った日、彼は本当は6年ほど交際していた別の女性とそのホテルに泊まるつもりだったんです。でもその女性が急に来れなくなって、私はその“穴埋め”だったと、後日、本人から教えられました」

最初こそ関係を断ったAさんだが、藤田の出場する試合を観戦するなど交流を深めるうちに次第に魅かれていったという。

「ジュビロの本拠地は静岡なので、東京で試合がある際は都内に宿泊することが多いんですよ。5月25日のアントラーズ戦のときは東京泊だったので、その夜都内のホテルで藤田と初めて“関係”を持ちました。次は6月17日。向こうの遠征のタイミングに合わせて月1回ペースでした」

半年の間、頻繁には会えなかった2人。それでも藤田はAさんに相当惚れ込んでいたのか、毎日のようにLINEでやりとりしている。
《また会える日が決まって嬉しいよ?》
《Aちゃんに会いたい病?》
Aさんへのアツアツのメッセージとともに、藤田はサッカーで鍛え上げた肉体美を自慢げに写したきわどい写真を大量に送ってきた。

しかし逢瀬を重ねたのは全部で5回。うち4回が遠征試合の前後泊だった。藤田は選手が宿泊するホテルの別フロアにAさんの部屋をとり、そこに数時間滞在して“行為”だけ済ませると、自分の部屋に戻っていったという。もちろんAさんはそんな扱いに納得がいかなかった。そして最後に二人で会った8月5日、そのことが理由で大ゲンカに。

「ホテル集合・ホテル解散なんて、“するだけ”みたいでほんとにイヤでした。それを改めるか、私と会うのをやめるかどっちかにして! と怒ったんです。そしたら藤田は直すからって。恋人らしくホテル以外でデートをするって約束してくれたのに……」

ところが9月6日、藤田から一方的に「もう会えない」と別れを告げられたという。Aさんの告発を受け、本誌はジュビロ磐田の広報に事実関係を確認。「個人的な内容なので、チームとしてコメントする立場にはございません」ということだった。その翌日、本誌は弁護士にも事実確認を申し込んだ。不倫の有無については一切触れずに「現段階では何もお伝えすることはありません」という返答のみ。じつは本誌にそう返す一方で、弁護士は再びAさんに連絡を入れていた。

「それまで20万円と言っていた“口止め料”が、いきなり200万円にあがったんです」

Aさんは、大粒の涙を流しながら最後にこう語った。

「私は彼に、一方的にお金で清算しようとしたことを真摯に謝罪してほしかっただけなんです。後々奥さんがいると知ってからも家庭を壊すようなことはしてはいけないと、ずっと我慢してきました。藤田にはひどい捨てられ方をしましたが、それでも黙っているつもりでした。でももう限界だったんです……」

卑劣な嘘を重ねられた末に“捨てられた”Aさん。藤田選手には猛省してほしい。