[画像] 【高校野球】“五輪イヤー”の全国制覇が多い都道府県とは? 〜夏の甲子園・記録あれこれ〜

◆ 甲子園の記録あれこれ〜五輪 編〜

 開幕まであと1日に迫った『第98回 全国高校野球選手権大会』。

 49地区の代表校が全国制覇を目指し、熱い戦いを繰り広げる2週間――。今回は、現地時間5日(日本時間6日)にリオデジャネイロ五輪が開幕したということで、夏季五輪が開催された年に、全国制覇を達成した都道府県が多いのはどこなのか見ていきたい。

◆ 1位は強豪校がひしめくあの都道府県

 第1位は大阪府の3回だ。メキシコ大会が行われた1968年に興国、2008年と2012年に大阪桐蔭が全国制覇を成し遂げている。08年はトップバッターとして、29打数16安打、2本塁打の活躍を見せた浅村栄斗(現西武)、12年は藤浪晋太郎(現阪神)、森友哉(現西武)がバッテリーを組み、春夏連覇を達成した。

 第2位は、神奈川県、兵庫県、広島県、福岡県の2回。広島県の広島商は、戦前の1924年と1988年に2度全国制覇。夏季五輪が開催された年の優勝回数2回は、広島商は大阪桐蔭と並び最多だ。

 ここの2回連続で、夏季五輪が開催された年に大阪府が優勝している。今大会も大阪府代表の履正社が、優勝するのか…。それとも、他の都道府県が優勝するのか…。リオ五輪とともに、甲子園も注目だ。

【夏季五輪が開催された年に夏の甲子園制覇が多い都道府県トップ3】

1位 大阪府[3回]

<全国制覇校>

興国(1968年)

大阪桐蔭(2008年、2012年)

2位 神奈川県[2回]

<全国制覇校>

法政二(1960年)

横浜(1980年)

2位 兵庫県[2回]

<全国制覇校>

関西学院中(1920年)

芦屋(1952年)

2位 広島県[2回]

<全国制覇校>

広島商(1924年、1988年)

2位 福岡県[2回]

<全国制覇校>

小倉(1948年)

西日本短大付(1992年)

※五輪が中止となった1916年、1940年、1944年は含まない。