「どれだけ休んでも、疲れが取れない」という人は、脳に疲労が蓄積している可能性がある――そんな話を前回させていただきました。
では、脳疲労を回復するにはどんな方法があるのでしょうか?
「科学的な脳の休め方」をまとめた最新刊『世界のエリートがやっている 最高の休息法』よりご紹介します。

世界のエリートは、
こうして脳を休ませる

まずは簡単におさらいから…。
前回はこんなお話をさせていただきました。

「何もしない」でも「脳疲労」は消えずに残る
――あんなに休んだのに…朝からアタマが重い理由
http://diamond.jp/articles/-/96908"

【その1】
脳の疲れは、身体の疲れとは違い、ただのんびりしても回復しづらい

【その2】
脳のエネルギーの60〜80%は、「ぼーっとしているときにも動き続ける脳回路(デフォルト・モード・ネットワーク:DMN)」に費やされている

【その3】
DMNの過剰な活動を抑えない限り、脳は何もしないでも疲れを溜め込んでいく

【その4】
DMNの活動を抑えることこそが、現代人にとっての「最高の休息法」

これを踏まえて、以下のお話をしていきたいと思います。

*     *     *

マインドフルネスという言葉を聞いたことはあるでしょうか?日本でもこれに関連する書籍がたくさん出ているそうですが、アメリカではここ数年、マインドフルネスが爆発的に流行しています。

この得体の知れない言葉が何を意味しているのか、それは今後の連載や『世界のエリートがやっている最高の休息法』本編の中でつかんでいただければと思いますが、あえてこれをひと言で説明すれば、マインドフルネスとは「瞑想などを通じた脳の休息法の総称」です。

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