▽U-23日本代表は20日、8月にブラジルで開幕するリオ・デジャイネロ オリンピックに向け、千葉県内で離日前最後の国内練習を実施した。

▽トレーニング終了後、ミックスゾーンで記者の囲み取材に応じたDF藤春廣輝(ガンバ大阪)は、リオ世代のメンバーや、手倉森誠監督の描く戦術を理解するためにも、積極的にコミュニケーションを図っていきたいと意気込んだ。

◆DF藤春廣輝(ガンバ大阪)

――2日間の合宿を経て

「まだしっかりやってないんで、これからですかね。まだ気を使う部分はあるけど、積極的に話しかけたりしてます」。

――まだリオ世代のメンバーに気遣いするか

「普段からクラブでも若い選手にしゃべりかけるタイプじゃないですし、上の人と話していることが多いので、自分から積極的にいかないといけない」

「試合に関してはこれまでも自分が出たとき、どういうプレーをするのかを考えながら見てたのでイメージはできています」

「最近の試合で、室屋(成)がアシストした場面でも自分がイメージしているプレーと一致していたので、あのような感じでやっていければいいかなと思っています」

――ガンバ大阪にいる2年前のブラジル・ワールドカップ経験者から何かアドバイスを受けたか

「何かを持って行った方が良いよとは言われてないですけど、ヤットさん(MF遠藤保仁)とかには飯が美味いって言われました」

――現時点で大会に向けての高揚感はあるか

「まだ全然。ブラジルに着いてからだと思う。今は、ミーティングでも服装だったりのことばっかりなので。サッカーに関わるミーティングというのはまだないです」

――個人として監督に聞いてみたいことはあるか

「このチームはあのメンバーで作られてきましたし、僕らはここに来てまだ2日。テグさん(手倉森誠監督)が求めているサッカーを僕ら3人が理解していかないといけないと思う。他のメンバーは結構理解できていると思うので、わからないことはどんどん聞いていきたい」