日本代表DF長友佑都の所属するインテルは6日、アルゼンチン代表MFエベル・バネガを獲得したことをクラブ公式サイトで発表した。

 バネガは6月30日をもってセビージャとの契約が満了を迎えたため、フリー移籍で2019年までの3年契約を締結した。

 同選手は公式サイトを通じて、「インテルが興味を持っていると聞いたとき、本当に嬉しかった。ビッグクラブでプレーするチャンスを逃すことはできないよ。インテルには長い歴史があり、大きな大会に参戦すべきクラブだ。何度もリーグを制覇しているし、チャンピオンズリーグのような最高峰のタイトルも手にしている。僕にとってここでプレーすることは光栄なことだよ」と喜ぶと、「これまで多くのアルゼンチンのレジェンドたちが、インテルのユニフォームに袖を通してきた。今年は僕の番だ。マウロ(・イカルディ)や(ロドリゴ・)パラシオらとプレーするのは楽なことだよ。彼らは素晴らしい選手だからね。待ち切れないよ」と意気込んだ。

 バネガは1988年生まれの28歳。ボカ・ジュニオルスの下部組織出身で、2007年にトップチームに昇格した。翌年にバレンシアへ移籍し、2008−09シーズンはアトレティコ・マドリードにレンタル移籍。2009−10シーズンにバレンシアに復帰し、2014年には母国のニューウェルズに半年間のレンタル移籍も経験した。セビージャに加入したのは2014年8月で、2015−16シーズンは公式戦45試合に出場し、9ゴールを記録。チームのヨーロッパリーグ3連覇にも貢献した。