モデルの加藤紗里(26)が6月27日、フランス・パリで7月7日から10日まで(現地時間)開催されるヨーロッパ最大の日本文化イベント「ジャパンエキスポ」に出演すると一部メディアで報じられた。国内では“売名成金”の姿を見せているだけに「日本の恥」などと非難が飛んでいる。

■本人は「1番の恥を目指したい」と開き直り

 狩野英孝(34)との一件以来、マスコミに注目されている加藤。6月20日発売の写真集「加藤紗里×加納典明 加藤紗里写真集」が今だAmazonの部門ランキングで3位をキープするなど好調だ(28日現在)。

 7月に出演予定とされているジャパンエキスポでは、着物姿で日本文化をアピールする模様。そんな加藤は以前から「広島の恥」と揶揄されていたが、今回は「日本の恥」「日本の汚点」「他にいなかったのか」などと非難されている。

 一方、本人は28日、公式ブログで「良く内容わかってないけど〜とりあえず(ジャパンエキスポに)呼ばれてるっぽい」とつづり、「どうせ恥なら1番の恥を目指したい」と開き直り。記事コメント欄は賛否が渦巻いている。

 パリで展開されるジャパンエキスポでは、毎年多くの芸能人が渡仏してパフォーマンスなどを展開して人気を博している。イベント規模も来場者数も年々拡大中だ。

 だが日本国内では、韓国系企業・団体のブース出展が「なぜ日本文化のイベントなのに」と一部で問題視されたり、「日本人でも知らないようなアイドル、タレントしか出てこない」という揶揄が出たりしている。

「ジャパンエキスポはお祭り要素が強く、出展を広く募集しているため他国団体等の“便乗出展”も目につきます。芸能系の出演者も、アメリカのアニメエキスポは主催者サイドが人選・オファーすることに重きを置く一方、フランスのジャパンエキスポは芸能事務所サイドからの“応募”を広く受け付けています。新人歌手やタレントが手っ取り早く“世界デビュー”という箔をつけるのにうってつけの場所なんです。要は“安い”んですよ」(芸能関係者)

 それでも、夏以降も各種メディアへの露出を増やしそうな加藤。フランス現地では一体どんな姿を見せるのか、そして現地の日本ファンは加藤にどんな印象をもつのか……?

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。