レアル・マドリードが、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部リーグ)のパルメイラスに所属するブラジル人FWガブリエウ・ジェズスに注目していることがわかった。24日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。

 現在19歳の同選手は、今夏に開催されるリオデジャネイロ・オリンピックへの出場も有力視されている逸材。移籍報道が過熱しており、バイエルン、ユヴェントスなど各国リーグの王者からの注目が伝えられいる。22日に行われたパルメイラス対アメリカMG戦をバルセロナの関係者が視察していたとの情報もあり、数多くのビッグクラブが同選手に興味を示していることが明らかとなっていた。

 そして同紙によれば、欧州チャンピオンのレアル・マドリードも同選手の獲得を画策しているという。今シーズン10試合で6ゴールを挙げている19歳の新星FWを、2400万ユーロ(約27億円)で買い取りたいようだ。

 ジェズスの保有権は現在第3者が取得している。クラブと代理人、選手本人が権利を分け合っている状態で、このことが交渉を複雑化する恐れもあるようだ。