『エヴァンゲリオン』シリーズなどの庵野秀明と『進撃の巨人』シリーズなどの樋口真嗣がタッグを組んだ映画『シン・ゴジラ』(7月29日公開)の公式記録集「ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ」が、8月10日に発売されることが明らかになった。庵野が責任編集を務め、同作誕生につながるあらゆる事実を網羅する。

 東宝製作による『ゴジラ』シリーズ、12年ぶりの復活となる同作のキャッチコピーは「現実(ニッポン)対虚構(ゴジラ)」。脚本・総監督に庵野、監督・特技監督に樋口が名を連ね、長谷川博己、竹野内豊、石原さとみら総勢328人のキャストが出演、邦画最大規模の撮影が行われた。庵野がこだわり抜いた、史上初のフルCGかつ最大スケールとなる同作のゴジラは製作決定時から注目され、新たな情報が世に出るたびに話題を呼んだほどだ。

 「ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ」は、そんな映画『シン・ゴジラ』がどう生まれ、作られたのか、そのすべてがわかる1冊となる。デザイン画、イメージボード、資料写真等が収録され、現代の映像製作の裏側を紹介しつつ、庵野のロングインタビューを含むスタッフインタビューやメイキング記録もたっぷり盛り込むとのこと。また、関係者配布用製本と同仕様の完成台本も別冊付録として同梱される予定だといい、「ゴジラ」ファンのみならず、映画ファンであればだれもが興味を抱く仕上がりになりそうだ。(編集部・小山美咲)

映画『シン・ゴジラ』公式記録集「ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ」は8月10日発売 9,800円+税 仕様:オールカラーA4版 全432ページ 別冊付録:「シン・ゴジラ」完成台本 同梱特典:鶴田謙二描き下ろしB2両面ポスター 前田真宏描き下ろしB2ポスター