今大阪で、熱いスポットに大変身した「ウラなんば」を、ウラなんばを知り尽くした桜ちゃんに案内して頂きました。

【写真54枚】とんぺい焼き、焼きとん、瓦蕎麦!「ウラなんば」おすすめグルメスポット フォトギャラリー

桜ちゃんはウラなんば文化祭の実行委員の主要メンバーでもあり、とにかくウラなんばで桜ちゃんを知らない人は居ないくらいの存在。彼女の案内でウラなんばを巡ります。

難波は皆さんご存知でしょうか?南海電鉄なんば駅の高島屋からマルイ、戎橋筋商店街を抜けて戎橋に行くあたり一帯が難波。

そして、ウラなんばは吉本興業のなんばグランド花月から東は日本橋(にっぽんばし)のある堺筋辺り、南はなんさん通り辺りまでのなんば駅の界隈。すごく大まかな言い方ではありますが、だいたいそのあたりを言うそうです。

ウラと言っても、昨今の人気ぶりは大変なもので、「ウラじゃなくてオモテちがうん?!」という人もいるくらいです。ウラなんばの醍醐味はなんと言ってもはしご酒。今日はたっぷりとご紹介します。

ウラなんばの名づけ親のお二人、星本さんと川端さんのお店から。このお二人、当初は街の知名度をあげたくて、タクシーを使う時には必ず、「ウラなんばまで!」っていう普及活動を地道になさっていたそうです。

まずは今年6周年を迎えた星本さんのお店「鉄板野郎」からご紹介。

「どやっ!うまいやろ!!」漫画調でなんともインパクトある看板。階段を上がって2階のお店に。鉄板に面したカウンターに陣取り、まずは飲み物を注文。面白いメニューを発見。巨乳ハイ、美乳ハイ、HCUP…。

では巨乳ハイで!カンパーイ!

鉄板でお料理されたものを頂けるこちらのお店では、枝豆も焼き枝豆で出てきます。
こちらの人気メニューのパイネは生地で、2種類のチーズとポテトサラダを包んで焼き上げた一品。

もちろんチーズはお約束のミョ〜ンで美味しさがわかります。究極のポテトサラダです。

そしてこちらで食べるべき逸品は、とんぺい焼き。

とんぺい焼きは色んなお店で食べる事が出来ますが、こちらのとんぺい焼きは一味違います。

そしてこのとんぺい焼きがあったからこそ、この鉄板野郎を開業したと言われている一品なのです。

こちらを焼いて下さっている土居ちゃんは、なんとあの役者さんです!よう知らんけどな〜。←これは大阪人の常套句です

他のとんぺい焼きとの違いは、分厚くて柔らかいお肉。玉子と一緒に口の中でとろけます。

デザートにバナナの乳まみれも頂いて、大笑いしながらお腹が落ち着いたところで、次のお店に移動。

はしご酒には欠かせない立ち飲みスタイルのお店に。前述の川端さんのお店、焼きとんyaたゆたゆ難波千日前の姉妹店、「大阪焼きトンセンター」、通称だいとん!

レトロな建物で雰囲気があります。

店内にはたゆたゆさん系列ではお約束の電車のつり革が…。焼きトンセンターさんではセルフスタイルで日本酒を頂く事ができます。

冷蔵の中には一升瓶がずらり。常時100種類以上あるという品揃えぶり。幻の1本に出会えるかも。選ぶ楽しみがありますね。

冷蔵庫から自分たちで出して注ぎます。一升瓶を自分で注ぐのも楽しいものです。
つきだしのキャベツがもりもりです。

こちらで頂く焼きとんとは、新鮮なホルモンを紀州備長炭で丁寧に焼かれた串焼き。

そこでもつ煮込みと焼きとんいろいろを注文。

焼きとんは豚バラ、豚トロ、かしら、ジューシーハーツ、ちちかぶ、おたふく。マニアックな部位でよくわかりませんが、さすがな美味しさです。

そして、こちらで食べるべき逸品はコラーゲン皿。

ぷるんぷるんの三枚肉の煮込み。これはお肌が喜びそう。そしてこの醤油味、お酒が進みます。

こちら、2階では貸し切りの宴会も可能。
やはりお酒はセルフで頂けます。

壁には「大豚憲法十箇条」なるものが。飲み過ぎて、羽目を外し過ぎないようにこの十箇条をよく読んで楽しい宴会を!

だいとんの店長さんに見送られながら次のお店に。

次は勢いある若き才能の店主のお店に。
郷土料理の「縁」。

出迎えてくれたのは、店主の大堀晃司さん。笑顔が優しい元ボクサー。

木の大きな看板は彼の手作り。どこまで才能あるんですか!というくらいのマルチタレントぶり。こちらのお店は店主ご出身の山口のお酒と料理が味わえます。

そしてこちらの箸袋はなんとも温かみがあります。たねむらあいさんの消しゴムはんこですね。
大阪来て山口県料理?と言わないでください。ここにしかない美味しさですから。

こちらでは是非食べてほしい逸品があります。まずはお酒で、利き酒セットを。

なみなみと注いじゃってください。

まずはおでんから湯葉、トマト、あと里芋饅頭うなぎ煮込みを頂きます。

どれも関西テイストで出汁が効いていて美味しいです。

そして、この店で食べるべき逸品は…
山口名物、瓦蕎麦!

まずは、鉄板で茶蕎麦が焼かれます。
外側がカリッと焼けたところで、名前通りの瓦の上に盛り付け。

そしてそこに具材が順に乗せられていき、完成!

まずは蕎麦だけを出汁につけて、ひと口。
宇治茶入りの生麺の美味しさが際立ちます。

それからうま口醤油で味付けられた肉や錦糸玉子と一緒にさらにもうひと口。

レモンともみじおろしを入れてひと口。

焦げ目がついた茶そばと有明のりでひと口。

最後につゆに使ったレモンを食べます。

この瓦蕎麦、麺や錦糸玉子への一つ一つのこだわりが非常にバランスの取れた美味しさを生み出しています。山口で食べるよりも美味しいかもしれません。毎日食べたいくらいの美味しさです。是非、お召し上がりを!

店内を見まわしてみると、日本酒×バルの「日本酒輪ッショイ2016」のイベントポスターが。5/22日曜日15:00スタートの21:00フィニッシュの楽しそうなイベントですね。詳しくはfacebookにて。

そして壁にはなにやら素敵な文字が…。こちらを書かれたのは筆文字アート贈答品おこりんぼうの矢野光洋さん。

お酒を飲みながら読んでいると心に染み入ります。

ウラなんばにはまだまだまだまだご紹介したいお店があるのですが、また次回詳しくレポートすることにして、ここからは軽くご紹介。

串揚げが食べたくなったらHACOYAさんへ。

店主の片上さんが迎えてくださいます。

また、女性にも入りやすい焼き鳥屋さん、炭屋こばこも。

塚谷さんのお出迎えで。

日本橋ビアホールの名物骨付きポークフライも忘れずに。

燻製工房Jammyも人気でっせ〜。←敢えて大阪弁で。

オーナーの加原さんの出迎えで。

男前なシェフがいるイタリアンバルのBARACCAも是非!

クラフトビールが常時60種類のカフェ&ビアあるかアるかも!

最後は足早にお店のみご紹介しましたが、この街って本当に個性的な役者ぞろいの店主さん、オーナーさん、従業員の方たちばかり。とっても気さくで楽しくて、初めてのお店でも常連さんのようにすぐになじめるお店ばかりです。

吉本興業のお膝元だからでしょうか…。

そして、こんな企画を見つけました!

なんばグランド花月とウラなんばの笑いと食のコラボレーション、「ウラなんば新喜劇」がなんと!6/22水曜日の19:00に開演。ウラなんばの店主さんや常連さんたちがグランド花月の舞台で大暴れ!? 2500円のチケット代の中にはウラなんばで飲食できるクーポン500円分も入っていてお得。ウラなんばってほんとにすごい!!

桜ちゃん、素晴らしいアテンドありがとうございました。